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ペンスチ通信

ツイッターの拡張版のような感じで、主にイラストや絵のこと、日々の出来事や考えたことを気楽に綴ります。以前やっていた定期購読マガジンは真面目に役立つ情報を発信しようとした結果力尽き…
主に絵や仕事に関することを書いています。多くの記事を単体でもで販売している(たいてい100円)のは…
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記事一覧

どうでもいい話

Instagramはスマホでよく見ているのですが、最近は全然タイムラインを見ずに画面下にある虫眼鏡をタップすると表示される検索用の画面ばかり見てしまいます。ブラウザだと「発見」をクリックすると見られます。 そこには自分がよく見る投稿に似た感じの画像や動画が集まってくるので、ある意味で便利です。たとえば一人の油彩画家の投稿を見ると、別の画家の作品もどんどん表示されるようになってきます。Pinterestほどではないですが、関連画像がたくさん表示される感じでしょうか。 そんな

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海外からの仕事近況

海外からイラストの仕事を受けたいという記事を見かけましたので、自分の状況を書いてみたいと思います。

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動物の擬人化についての考察

前回の記事で書いたイラストレーションにおける動物の擬人化についてもう少し。 実際のところ、擬人化した動物の絵を描いて仕事をしている人はかなり多いのではないでしょうか。 実は、僕は全くゼロというわけではないですが、ほとんど擬人化動物の絵は描いてきませんでした。なぜでしょう。たぶん難しいからだと思います。 現実の世界では、僕はどちらかというと人間が苦手で、動物が好きです。でもそれが絵の世界になると逆になり、なぜか動物はあまり描かず、人間を描くのが好きです。どうしてなのかは自

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絵本のアイディア つづき

ぼーっとしていたらあっという間に時間が経ってしまいました。歳をとるにつれてぼーっとしている時間が長くなり、自分でも大丈夫なのかと思うところです。 前回のつづきです。

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絵本のアイディア

今年一月の個展をやった頃に、絵本をやりませんかというリクエストをいただいていました。作・絵ともに自分でやるオリジナル絵本です。

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The New Yorkerときたら

だいぶ昔の仕事ですが、The New Yorkerについて。

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見る人が見ればわかってしまうけど

僕は常々、実績ではなく絵を見てほしいと思っています(誰にともなく)。そして実際、絵を見る目を持っているアートディレクターやデザイナーにとって、イラストレーターの実績などはどうでもいいことも多いでしょう。起用しようとする仕事にとってその人の絵が良いかどうか、それが大事だからです。 しかし、クライアントや一般の人にとっては、絵だけを見てもわからないので実績が重要ということになります。広告代理店がクライアントにイラストレーターを推す場合でも、こんな実績がある人ですという資料が添付

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発想の実際 『DOGMAN』の場合

『枯れ葉』が映画のポスターでしたので、同じ映画に関連する例として『DOGMAN』について書いてみます。というのは、DOGMANのときは、完成形が見えずにスケッチブックやモニター上でああでもないこうでもないとやってなんとか形にするのとは違い、映画を見ている時に絵の最終形が頭の中に見えていたからです。

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安西水丸さんのイラストレーション

 正直に告白すると、僕は水丸さんのイラストレーションの良さが全然わからなかった。

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修了式

修了式では専任講師として一言喋らなければいけないのですが、言うべきことが思い浮かばず毎年悩みます。講師としての一年で一番苦しむところです。しかし、最後の締めくくりだからいい加減にすることはできません。 去年、自分が何を言ったのか全然覚えていないので、今年は準備もかねてここに書いておこうと思います。(現時点ではもう修了式は終わっているので、喋った後です) まずはみなさん一年間お疲れさまでした。 さて、僕にはずっと心に残っていて忘れられない先生の一言があります。 僕はカリ

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発想の実際 『枯れ葉』の場合2

時間が開いてしまい自分でも何を書いていたか忘れました。 どういう絵にしようかと悩んでいた場面でした。絵を考えるときには、僕の場合、言葉から始めるときと、ビジュアルから始めるときの二つパターンがあります。 絵にコンセプチュアルな要素が必要なときは、言葉から始めることが多いですが、今回は映画のポスターですし、リクエストされたモチーフとビジュアルがすでにありますので、サムネールを描くことから始めます。

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発想の実際 『枯れ葉』の場合1

先日書いた発想の方法という記事の中で、完成形が見えずにスケッチブックやモニター上でああでもないこうでもないとやってなんとか形にする例を具体的に説明してみます。 ネット上にイラストの描き方のテクニック的な解説はあふれているものの、どうしてそういう絵を描くに至ったのかという思考過程の解説はあまり見かけないような気がして。感覚的でもあるので、思考の過程というほど大げさなものではないのですけどね。 一番最近の例で思い当たるのは、大島依提亜さんより依頼された、アキ・カウリスマキ監督

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発想の方法

僕は喋ることが本当に苦手でして、その無能ぶりにいつも呆れています。そんなときにツイッターで見かけて興味を持ったのがこの本。早速買って読み始めていますが、共感できる着目点が多く、ある意味でひねくれていて良いです。ちなみに著者の頭木さん自身は口が立つようなので、そこは僕とは全然違うのですが、口が立つ人が勝つというのは腕力が強い人が勝つのと同じだから良くないと言っているところが良いです。 さて、イラストを制作するときに、どうやって描こうと思う絵を思いつくのかと訊かれることがありま

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個展を終えて

マヤでは五年半ぶりの個展を無事終えました。たくさんの人にお運びいただきどうもありがとうございました。遠方からもいろいろと注文してくださり感謝いたします。 最終日にはなぜか学生からのリクエストでスケッチブックにサインをしてアジフライとエビフライの絵を描いて、ついでなのでカキフライも描きました。 今回の個展をしてまず思ったのは、前回より疲れやすくなったことです。確実に加齢のせいです。別に歳をとるのは悪いことではないですが、いくら元気なつもりでも(というか自分は元気だったためし

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