ネズミとウマとアイドル 週報022(2021/03/21)


 Netflixで映画「ソニック・ザ・ムービー」が配信されていた。予告編が公開された際にユーザーから批判されたソニックのデザインが変更されるまでに至った騒動の印象が強かったけれども、痛快なバディものに仕上がっていてなんだか安心した。デザインが変更されたソニックの姿は愛らしく、「ミュータント タートルズ」シリーズを思い出すような陽気な性格が気持ちを上げてくれる。作中で描かれる皮肉っぽいジョークも愉快だった。3本くらいシリーズが続くとうれしい。


 例に漏れずゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」をプレイしている。普段使っているスマートフォンやタブレット端末のスペックがあまりよくないので、PC版が配信されているのがありがたい。スマートフォン向けのゲームはなんでもかんでもPCでも配信しておいてほしい。内容については、オジさんになってしまったせいかプレイヤー自身が「わいは日本一のウマ娘になるんやー!」みたいな感じのゲームよりは、本作のように目標に対して努力する美少女キャラクターを応援するくらいがなんとなくちょうどよい。いい加減な性格なのでインターネットで見掛けるような結果から逆算して攻略方法を探るリバースエンジニアリングみたいな遊び方はできないので、適当なプレイを続けている。プレイしながらも、さまざまなランダム要素が理論値になる状況になるまで回数を重ねるような領域になったら飽きてしまうのだろうかとなんとなく終わりを想像してしまう。


 一部界隈で話題のTVアニメ『ゲキドル』がいよいよ最終回を迎える。本作は、苦難に苛まれながらも好きな演劇に打ち込む少女たちの姿を中心に、SFやサスペンスといった複数のジャンルを自由自在に行き来しながら語られる高密度なエピソードが魅力的だ。予定調和一切なし。最終回の予告を観ても、この物語にどう締めくくられるのかが想像できない。自分が観られるのは火曜日の夜。楽しみだ。

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