ファイトソング 第6話～背負いこむこと～

 みんな背負いこんでしまっていた。
 「兄弟や家族なんかより強い絆を持ってしまった」相手に、みんながお互い自分の辛さを打ち明けられずに苦しんでいた。

世界はね、必ずしも悪い方ばかりには進んでいないんですよ。

ファイトソング 第6話より

 その中でも、一筋の光を見せてくれた言葉。
 誰が一番辛いだなんて絶対に言えないし、比べられるものではないけれど。
 あなたもきっと辛かったはずなのにこの言葉をかけてあげられるって本当に素敵なこと。

 世界が少しでも良い方に進みますように。
 もちろん、みんなにとって。

 ここまで読んでいただき、ありがとうございます。