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せっけんの実!!

昨夜から
一気に冷えだし
朝、外を見ると雪

そりゃあ寒いわけだ!

寒いのは苦手だけれど
雪は別物で
ただ寒いより
ついついはしゃいじゃう


木頭は高知方面へ向かうほど
標高が高くなるので
上流に向かうほど積雪量も多いです

「どこいきよる!気をつけて行けよぉ。雪ぞぉ。」

木頭の奥の方では
国道を除雪車が走っていて
必要な場所の除雪がされていました

さて、木頭で暮らしていると

「◯◯の木があそこの林道の入り口にあっただろ?」

などと、木の名前がよく出てきます

先日は

「じくの実探しよるんじゃけんど、●●のくにいったけんどやんだのうての。他知らんかぁ。」

と、立ち話

木頭では
『ムクロジ』を『ジク』と言う方もいます

ムクロジの木と言っても通じず
ジクの木と言った方が通じたりします


また、実のことを
『ジクの実』と言ったり
実を覆っているオレンジの皮を
水につけて手で擦ったら泡が出ることから
『せっけんの実』とも言います

中の黒い種は
羽子板の羽の丸い玉の部分だそう^ ^
鶏のしっぽの毛をつければ
羽子板の羽のできあがり^ ^

私が知っている
ジクの実がある場所は2箇所
1箇所は最寄りの神社
もう1箇所は北川地区

今日は
北川に用事があったので
ジクの実を探しにいってみると

思ったよりも積雪!!
あまり発見できず


木の上にもまだ
いくつかついているので
暖かくなる頃にもう一度
拾いに行ってみようかなと

木頭で暮らしはじめてから
よく聞くようになった
樹木の名前

「あの欅の大きな木を通り越して・・・」

などと道を聞いても
樹木が目印になっていたりします

「あそに落ちとるはね(葉っぱ)は、樫の木じゃろぉ。畑に入れたらええわだぁ。」

などなど
まあまあ出てくる樹木の名前

地域の方々との会話も
樹木を目印に話をすると
結構通じたりします^ ^

木頭で暮らしはじめてから
何気なく見ていた木を
より細かく見るようになりました

木が自分の暮らしに
身近になりました^ ^

ちなみに木頭では

『ユズリハ』のことを『わかば』と言います

『サルトリイバラ』のことを『かしわ』と言い
(柏餅の葉っぱに使うから)

『ジャケツノイバラ』のことを『サルトリイバラ』と言います

なので、随分混乱します(笑)

積雪の寒い時のわかばは
こんな感じで葉っぱが
縮んだようにしんなりします
なぜか毎年気になって観察しています^ ^

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