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プロテイン探求の旅(その3)

食レポ(のようなもの)開始

 プロテインの作り方は、常温の水道水100mlを広口のマグカップに注いでからパウダーを入れ、スプーンで混ぜることに固定し、毎朝1つずつ飲むことにする。
 飲んだ時に感じたことを書いていってみる。


1日目:DNS プロテイン ホエイ100 リッチバニラ風味

 最初はダマになったが、少し時間を置いたら完全に溶けた。
 とても甘い。溶けたバニラアイスのよう。指示より少なめの水で溶かしたので濃いのは仕方がない。コーヒーと一緒(混ぜずに別々)に飲んだらいけそう。
 朝食は、何も考えずにトーストした食パンにミルクジャム(練乳っぽい)を塗ってしまった。甘さとの闘いとなった。
 甘みのないサラダや目玉焼きなんかと一緒に飲んだ方が良さそうだ。が、白ごはんと納豆というところにバニラが来ちゃうのは、どうだろうか。

 昔飲んだ液体栄養剤「エンシュア・リキッド(バニラ味)」を思い出した。退院した友達に、余ったからともらったものだ。
 「食べられない時は、本当に助かったよ!」彼女は言っていた。
 ぼちぼち健康な状態で飲んだ。
 これを飲まざるを得ない状況、そして美味しいと思えるような状況になることは避けたいと思った。健康第一。
 そんな思い出がよみがえった。

2日目:DNS プロテイン ホエイ100 レモン風味

 見た目はインスタントのコーンポタージュスープ。溶け方はリッチバニラと同様。
 味は酸っぱくて苦い。苦味が強い。最初酸っぱくて後から苦くなる。
 苦味がなければ、こんなレモン味の駄菓子がありそう。

 プロテインは甘いものが多いけれど、もしかしたらプロテイン自体の味が苦くて、それを打ち消すために甘みをつけている可能性を疑う。どうなんだろう。
 一緒にどんな朝ごはんを食べたらいいか迷う。

3日目:DNS プロテイン ホエイ100 抹茶風味

 上の2つよりやや溶けにくい。抹茶といえば納得の溶け残り感というか。
 味はやはり甘い。抹茶ラテの甘いもの。抹茶感は粉っぽさと香り。
 ふだん何とかラテ(甘い系)を全く飲まないので、飲むのが大変。

4日目:LIMITEST デリシャス ホエイプロテイン キャラメルソルト

 違うメーカーの商品も飲み始める。キャラメルソルトの「ソルト」に期待。
 最初ダマになるが、2,3分経つとだいぶ溶けてくる。でも溶け残りは前のプロテインよりやや多い。溶かした時点でキャラメルの香りがしてくる。
 塩味は感じない。入ってるのかもしれないが、お菓子の塩キャラメルをイメージするとそれほどでもない感じ。甘い。後味は飲んだ後しばらく残っていた。
 朝食の前にこれ一杯で飲んだ。その後、朝ごはんとして納豆ご飯とお味噌汁を食べた。時間差で摂取することで、合わなそうな朝ごはんメニューとの両立が目指せる可能性が出てきた。

5日目:LYFT ホエイプロテイン WPIいちごオ・レ味

 最初少し溶けにくいけれど、少し時間をおけば溶けそう。
 味はコンビニで売っている紙パックのいちご・オレっぽい。甘いが、これまでに飲んだものよりややあっさりしている気もする。
 後味というか、いちご・オレの香りはしばらく後まで残る。あと、上顎に「のーん」という感じが残る。糊をぬったような、なにか密閉されるような。タンパク質が膜でも張っているのだろうか。
 比較的飲みやすい感じ、とはいえそもそも自分で選んでいちごオレを飲まないのだけど・・・。

6日目:WINZONE ホエイプロテインパーフェクトチョイス 爽快サワーパイン風味

 最初ダマになるが、少し待っていれば溶ける。全体的にプロテインはこういう溶け方をするのかもしれないと思い始める。
 「爽快サワー」というところに期待。甘ったるくなく割とスッキリしていて飲みやすい方だが、やっぱりミルク感がある。このなんとなく残る感じは、液体のタンパク質の食べ応えみたいなものなのかもしれない。
 後味がないわけではないが、いちご・オレより主張は弱い。
 オロナミンCとかのドリンク剤系の味わいに近いかもしれない。
 それなら炭酸で割るといいのか?とも思うけれど、粉を溶かす時点で泡だらけになったら困る。

7日目:LYFT ホエイプロテイン WPCメロン味

 最初溶けにくいが、少し待つと大体溶ける。ダマは水面近くに浮いているので、最初の一口で溶け残りを食べることになる。他のプロテインと大体同じ挙動。
 味は、駅のジューススタンドのメロンジュースか、紙パックいちご・オレにメロン味バージョンがあったらきっとこんな感じだろう。甘すぎないので飲みやすいと思う。これまで一番飲みやすかった。が、毎日飲むかというとやっぱりわからない。甘い飲み物は基本的に飲まないから・・・。上顎「のーん」感あり。
 WPCとWPIとはなんだろうか。それぞれフルネームはWhey Protein Concentrate(濃縮ホエイたんぱく)とWhey Protein Isolate(分離ホエイたんぱく)とのこと。WPCからタンパク質以外の成分を取り除いてタンパク質の純度を高めたものがWPIらしい。タンパク質以外のものを摂りたくない場合(厳しく減量したい人、乳糖不耐性の人など)はWPIを、WPIなら取り除かれてしまう栄養分も摂りたい、コストを抑えたい場合はWPCを採るべしということあるらしい。

8日目:LIMITEST デリシャス ホエイプロテイン アーモンドミルクチョコレート

 溶け方は大体他のプロテインと同じ。
 一口目、甘さのインパクトを感じるが、飲み慣れていくのか後になるほど楽。プロテイン特有の甘みの出方なのか、私の甘さの感じ方の問題かは不明。甘いのは確か。
 アーモンド感、ミルク感、チョコレート感はそれぞれ感じる。が、統合された一つの味としてはちょっとピンとこない。

9日目:WINZONE ホエイプロテインパーフェクトチョイス ご褒美濃厚バニラ風味

 原点に戻ってバニラ味。溶け方は他と変わらず。とろみ感は少なめか。甘い、溶けたバニラアイス。それでもだんだん慣れてきた。外れ値はあるものの、プロテインはこういう甘さであると思えるようになってきた。

 一口目に感じる甘さのインパクトは、使われている甘味料によって変わったりするのだろうか。
 飲んだ日順に、使用されている甘味料を書き出してみた。
・ホエイ100 バニラ スクラロース、アセスルファムK
・ホエイ100 レモン スクラロース、アセスルファムK、ネオテーム
・ホエイ100 抹茶 スクラロース、アセスルファムK
・デリシャス キャラメルソルト ステビア、スクラロース
・LYFT いちごオレ スクラロース、アセスルファムK
・WINZONE サワーパイン アスパルテーム、L-フェニルアラニン化合物、スクラロース、アセスルファムK
・LYFT メロン スクラロース、アセスルファムK、ステビア
・デリシャス アーモンドミルクチョコ ステビア、スクラロース
・WINZONE バニラ アスパルテーム、L・フェニルアラニン化合物、スクラロース

 砂糖ではなかったのか。
 人工甘味料も苦手なので、新たなる障壁を見つけた。減量を目的として飲む人も多くいるだろうから、当たり前と言えば当たり前か。

10日目:LYFT ホエイプロテイン WPIアロエヨーグルト味

 ちょっと他のことに気を取られていて、あまり意識せず飲んだ。
 注意を払わず飲めたのがすごいことだと思う。普通に飲みものとして飲んでた。ちょっと薄めのヨーグルトドリンクのような感じ。

11日目:WINZONE ホエイプロテインパーフェクトチョイス 完熟マンゴーミルク風味

 完熟とのことで濃厚なものかと思ったら意外とあっさりしていた。マンゴーというよりミルクの方の印象が強い。

12日目:DNS ホエイ100 プレミアムチョコレート風味

 だいたいココア味。朝食を食べながら飲んだ。自家製サラダチキンとクロワッサンとサラダ。甘い飲み物とご飯の組み合わせはやっぱりイレギュラーだが、子供の頃、朝ごはんと一緒にミロの組み合わせは一時期続いたので、知ってる味ではある。

そろそろ理論的飽和?

 新しいフレーバーが何味っぽい、しか増えなくなってきたので、そろそろ理論的飽和な気がする。

13日目:WINZONE ホエイプロテインパーフェクトチョイス プレーン ナチュラルミルク風味

 ダメ押しでもう1日。
 甘みはさほど感じない。常温の牛乳味。ちょっと粉っぽい。

14日目:LIMITEST デリシャス ホエイプロテイン ストロベリー&ココナッツミルク

 何味だろう。印象薄めのいちごとココナッツの香りがするようなミルク?

 2週間続けてみて、飽和したと思って次の段階に進むことにする。飽きたのか、理論的に飽和したのか・・・ここが見えなくなるとは。


つづく

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