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改題)プロテイン探求の旅その1ー(原題:シングルケースデザイン実践(その1))

 「シングルケースデザイン」の取り扱い方に疑問が生じたので、タイトルを変更しました。詳しくはこちらの記事をどうぞ

タイトル変更 2023年9月18日

 極めて個人的な問いを、向後先生大人の研究コース(2022年で終了)で学んだ方法で分析してみることにした。
 自分で自分をはかるシングルケースデザインを実践してみる。
 自分にしか使わないから、人のために役に立つかどうかじゃなく、読み物として面白かったりするといいなと思って始める。
 お作法をきちんと踏襲しなければいけないという気持ちと情熱が同居しており、後者の方が元気がいいので、読み物として楽しんでほしい。
 大事なことなので2回言いました。

なぜプロテインはキロ単位でしか売っていないのか

ある日の一消費者の嘆き

研究のきっかけ

 私は胃腸が弱いわけではないが、すぐお腹いっぱいになりがちである。
 また数年前から体を鍛えており、その一環で体組成を定期的に測っているが、重量としての筋肉が増えない様子であることもわかった。
 私にとって筋肉量を増やすことがベストかわからない(ビルドアップする目的はない)が、今まで取り組んだこともなかったので意識的にタンパク質を摂ってみようと思う。

目的

 私が毎日摂取するのに適したプロテインを、入手しやすいものの中から1種類選ぶこと

理論?(私の好み)

 今回は対象を私に絞るので、私の好みを分析することにする。

 私は粉状で牛乳や水で溶かして飲む「プロテイン」と呼ばれるものが苦手である。大体どのプロテインも、シェイカーで振って作れと書いてあるが、空気をふんだんに含んだあのシェイク状の液体を飲むのはしんどい。
 子供の頃、同じく牛乳で溶く「ミロ」に苦手意識がなかったのは、さらっとした飲み口だったからだろうか。おやつ代わりに粉だけスプーンですくって食べたりもしていたが、プロテインを粉ごといこうとは思わない。

 プロテインのフレーバーはチョコ、ココア系か、なんとかミルク味を目にすることが多いが、そういうフレーバーも苦手である。牛乳で割れというのも、基本的に牛乳を飲む習慣がないのでハードルが高い。
 経口摂取なので、できれば悪目立ちしないくらいの味わいで、毎日摂ってもストレスとならないものを見つけたい。

方法

 セルフ人体実験に際し、Amazonでお試しセットを何種類か買って比べてみることにした。割高になるが、うっかり買ってしまった嫌いな味を毎日お通夜みたいな顔をして飲むよりは相当マシだと思う。果たして気に入ったプロテインに出会えるのか。

 まず、何種類かのプロテインを毎日1つずつ飲んで「食レポ」のようなものを書いてみる。
・泡立ったものを飲むのがとにかく嫌
・それだけでお腹がいっぱいになるのが嫌(食事と一緒に摂りたい)
なので、
・余計に空気を含む要因となるシェイカーを使わない
・コップに水100mlで溶かしたもの
を比較することにする。


つづく

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