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初心者ライターのスケジュール管理に必要なこと

昨年、3ヶ月間のYoscaの「あなたのライターキャリア講座」を受講しました。
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修了から1ヶ月が過ぎたころ、講師の方から「記事の執筆をしてみませんか」とお声掛けをいただきました。完成したのがこちらの記事です。

「SEOライティングの基礎~まずは3つのポイントをおさえよう~」

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記事完成までとても大変でした。
想像以上に時間と労力を使い、担当の編集さんにも大いに時間と手間をかけさせることに……

この反省から「記事執筆に必要なこと」をあらためて考えました。
何よりも重要だと痛感したのは【スケジュール管理】です。

スケジュール管理が重要なんて、仕事でもプライベートでもあたりまえ。
でも慣れない仕事の時間管理は、決して楽なことではありません。

約1年、ライターとして活動してきたことを振り返り
「初心者ライターのスケジュール管理に必要なこと」をまとめました。

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その1、「自分の力量を知る」ということ。
 ☑ 執筆テーマについての知識は?
 ☑ リサーチに必要な時間は?(知識がないほど時間がかかる)
 ☑ 執筆に必要な時間は?(知識量・指定文字数から総合的に判断する)
 →これを正しく把握することで「自分に対応可能な納期」がわかります。

初めての記事、初稿の〆日を見て「〇日もあるから大丈夫だな」とお引き受けしたら、現実にはまったく間に合わず。平謝りで延長のお願いをしました。

記事執筆には、リサーチ時間が大きなウェイトを占めます。
アウトプットが200文字でも2,000文字でも、リサーチには同じ労力が必要です。200文字分の記事に、200文字分のリサーチしかしないのはプロとは言えません。

もちろん案件を見ても「実際に調べてみないと」「書き始めてみないと」感覚がつかめないことが多いのも事実です。
なので私は、案件がきた時にはその時点で少しだけ「調べて」「書き始めて」みます。なるべく自分の作業を具体化することで、所要時間がイメージしやすくなり、スケジュールの返答はかなり楽になります。

指定の期日に「対応できる」・「できない」をシビアにジャッジすること。「できない」場合は、「いつならできるか」を根拠を持って伝えられることが信頼構築のためにとても重要です。


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その2、作業ルーティンを整えること。
☑自分なりの思考整理、作業用のフォーマットを整える
☑自分のハマりやすいポイントを理解する
 →効率的な作業スタイルを、仕事を受ける前に確立する!


講座の課題で記事を執筆した時、情報整理のためにJamboardを使ってひとりブレストをしました。情報の整理・組み立てを考える時に、これはなかなか便利でした。

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しかし、初回の記事執筆のお仕事は、完成したプロットを頂いたので、この作業は不要。

まずは、Wordで頂いたプロットに、項目ごとに情報を追記する形で作業を始めました。そこで生じた問題は
・Wordだとメモのつもりが文章化してしまう。
・情報量が増えてリサーチの全体像が見えにくい
・つい気になった項目ばかり深掘りして、気づけば論理がブレている……

どうしても自分の考えや取り組み方のクセが出てしまいます。
その解決として、最終的にはこんな形に着地しました。

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Excelに、プロットの階層を整理しました。
オレンジが見出し1、黄色が見出し2……という仕組みです。
リサーチした内容、書いた文章を各ブロックに当てはめ、文字数もカウント。情報量のバランスが一目瞭然なので、記事全体の設計図として重宝しています。

私がいけないのは、このフォーマットにたどり着くまでの試行錯誤を、案件の対応中にしていたことです。かなり時間をロスしました。。
自分のクセや考え方を理解した上で、作業ルーティンを確立しておくこと。そのひと手間が、のちのちまで自分自身の助けになります。


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作業スケジュールを管理するのは自分自身です。
私のような初心者ライターは、「できる」か「できない」のか。まず自分自身を理解して、きちんと足元を固めておくことが大切だと痛感した数ヶ月でした。

そしてスケジュール管理と同じくらい重要なのは……

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スケジュール管理を完璧にして、睡眠を削らず、健康を保つこと。
これがライター2年目の私の目標です。

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