自分の意思を大切にしてもらえるデザインをつくる【カガラシュン】
こんにちは。
先日クオカードを頂いたのですが、思ったより使える店が少なくてショックを受けてるカガラシュンです。
食費の足しにしたかったのですが、今のところHMVでしか使う気が起こらなそうです。。レコード集めてるので嬉しいですが、先週に買ったばかりなのです。。
髪型をつくることをしてるといろんなお客さんと出会えたりして楽しいですね。楽しいことというのは人生において素晴らしい経験やと思います。
生まれてきて死ぬまで、楽しいこと以外やらなくていいくらいの感覚は、自分の心にいつもありますよ。現実はそうでないことも多いですが。
自分はお客さんに髪型を楽しんでもらいたいと思ってます。が、人に頼まれて楽しむ必要はありませんし僕からそれを意図的に提案することもあまりしません。
もちろんお任せのオーダーをいただけば自分が思ってるいいと思う髪型や、お客さんにこれは似合うやろって髪型を全力でデザインします!
しかしなぜこう思ってるかというと、シンプルに一人一人自分の意志で行動できる人が世の中に増えればいいと思ってるからです!
髪型を楽しむというのは、自分の意志で髪型をオーダーしてなりたい自分になる。的な感じかな。
ちょっと表現が難しいですが…
自分の髪型やねんから自分の意志に決まってるやん!って思うかもしれませんが、けっこう他人の評価や周りの環境に左右されてしまうのも昨今の髪型。
就活ヘアーや、とりあえず恋人の好みの髪型にする的なやつなんかはまさにそれではないでしょうか。
もちろん気持ちはわかるし、それらが駄目とは思いません。
髪型とは手段でしかないのかもしれません。。
それも本質でしょう。
流行りとか、マジョリティの圧力は常にありますが、
本来人々一人一人のやりたいことや趣味嗜好は千差万別。その時その時によって異なると思います。
周りに合わせることも必要なときはあると思いますが、そこまで人に気を遣ったりする必要はないんじゃないかなと。
お客さんが、「今はこんな髪型にしたい!」「こーゆー気分やからなんかいい髪型ないですか?」と相談を受けデザインしたり、新たな髪型にチャレンジするのを後押しすることをしていきたい。
それが自分のできることだと思います。
例えば職場で髪の規定などがあり、そのギリギリ、もしくは若干アウトかなっていうような髪型を提案したりデザインするは大好きです。お客さんが望むなら会社なんか僕は知ったこっちゃないので。
それはとても勇気がいったり、周りの目が気になってしまったりと胆力のいることでしょう。でもそのようなわがままに生きる姿勢というのはとても現代では逆に大事やと感じてます。おそらく金は稼げないですよ。笑
話を戻すと先程髪型は手段と書きましたが、自分という存在を表現するための手段でもあるとも思ってます!
SNSやマスメディアで、かわいいやかっこいいとはこうである。と勝手に定義づけて流行らせようとしてます。
その人にとってのかっこいいやかわいいは、そんな流行り物のようなものではなく本当のかわいいやかっこいいは自分自身をやりたいように生きている生き様やと自分は考えてます。
最後に、僕含め美容師という職業は人の容姿を変えることができます。髪を切ることによって何かが劇的に変わることもあると思います。
よく、嬉しい報告もいただきます。しかしそれは髪型が変わったということだけでなくその人自身が選び楽しんだ髪型で、その人らしく生きた結果なだけだと思ってます。
髪型はプロセスかもしれませんが、そのプロセスをも楽しめるのであれば人生がより濃く、豊かになるのではないでしょうか。
皆さん一人一人が自分で納得の行く人生を送れるように、髪型をこれからも楽しくデザインしていきたいですね。
カガラシュン