ウインタースポーツといえば?

ウインタースポーツといえば何といっても、「フットボール」ですね。フットボールから派生して、現在、メジャーなのは、「サッカー」「ラグビー」「アメリカンフットボール」でしょうか???

見ていて、楽しいのは「ラグビー」です。汗臭そうなおっさんが、防具もなく、
体をこすり合わせながら強さを競いつつ、でも、球技でもあって、そういうセンスもいるってとこがいいです。イギリス発祥らしい、複雑で、ややこしくて、自然で、でも、適度にアーティフィッシャルで、アーティスティックなとこもいいですね。

オーストラリアに3か月くらいいたことがあるのですが、かの地では、ラグビー系
のフットボールが盛んです。3歳くらいになると、男の子も女の子も、自分の背丈の半分くらいもある楕円形のボールを持って、「はだし」でグラウンドを走り回ります。はだしです。オーストラリアでは、中学生くらいまで、グラウンドでははだしです。都会は知りませんが、私のいたバビンダという村、ケアーンズから車で1時間ほどの場所では、そうでした。小学生くらいまでは、女の子も一緒です。アメリカでもそうなんだけど、アメフトもサッカーも女子チームがいくつもあって、まあ、中学生以上になれば、男女別にはなるけど、盛んにみんなやっています。あの辺が、いまいち、日本の「弱さ」の原因なんじゃないか?と思うことがあります。女の子の強さは、アングロサクソンには勝てないよ!って感じ。個人では、日本人の女の子も外国人みたいになってきましたけどね!ソチでも、お母さんになっても、メダリストとか、30歳でも銀メダルの竹内さん、とか、いろいろ出てきましたけど、なんていうか、アメリカやオーストラリアでは裾野が広くて、一方、日本では個人の努力にかかっている感、大きいよね。まあ、島だから、仕方ないんですが。

ラグビーの話を書くんでした。ラグビーが、「後ろに投げながら、前に進む!」ってところがいいです。イギリス人らしい、屈折したルールです。ポジションも便宜的で、現在の主流では、フランカーやロックや時にはプロップの選手でも、流れの中ではラインに入ったり、その瞬時の判断力と、総合的な格闘技的パワーの両方が
必要で、トータリーにとても知的なスポーツです。日本では、伏見工-同志社-神戸
製鋼で活躍した平尾誠二さんがかっこよかったですね。知的だけど、ひ弱さのない
いかにもラグビーのスタンドオフ(晩年はインサイドセンターだったけど)って感じがします。

アメリカに行くとわかりやすくなってしまいます。アメフトはアメリカ人がいろいろなフットボール(ユニオンラグビーばかりでなく、リーグラグビーやオージーフットボール、((野球的な所もある)))を組み合わせて、TV向きの人工的なスポーツを目指して作ったものです。まず、時間が厳密です。時計が止まります。プレーがアウトオブバウンズで切れたり、ファールがあったりすると、止まります。オフィシャルが時計持っていて、主審と食い違ったりすると、すぐに直します。で、役割分担がはっきりしています。QBだけが目立ちます。70ヤードも投げるスターQBなんかはだれでも知っています。オフェンスチーム、ディフェンスチーム、(あと、パントやFG専門のキッキングチームもある)ときちんと分かれていて、DFのラインバッカーなんて、130kg、2m、50m 5秒そこそこなんて、とんでもないのがごろごろいるけど、普通、一般の人は名前も知りませんね。その上、TVの放送枠をものすごく意識して作られていて、TVがコマーシャルをやっている間は、プレーが再開しません。球場に行ってみてるとわかるのですが、試合が意味もなく、1分、2分と再開されないことがあるんですが、その間ESPN(アメリカのスポーツ専門チャンネル)のディレクターが黄色い帽子をかぶって、センターサークルあたりで、手を挙げています。それは、今、放送中のTVがコマーシャルっていうしるしです。

TV的にはそうなんだろうけど、私的には、ラグビー的な自然な感じが好きです。サッカーもそういう意味では、イギリス的ですね!長い間、アメリカではサッカーが人気出ませんでしたが、TVが放送を嫌がっていて、あまり手を入れてこなかったということがあるようです。(ベッカムがL.A.でプレーしたあたりから、変わってきましたが・・・。)

上記のような違いは、国の成り立ちの違いが大きく効いています。イギリスは、大陸から少し、離れた島国で、独自の文化、習慣をとても大切にし、独特の皮肉なユーモアが好まれたり、日本と似たところがありますね。空気読む、文化なのです。なので、自然な流れとか、イギリス人ならわかるだろ!的な暗黙のルールが大切です。アメリカは、そんなことやっていると、すぐに裁判になってしまいます。確かに、少数民族が多く、こっそりやられると、「なんか俺たち、差別されてる?」的な被害者感情が生まれやすいのです。なので、ビデオ判定とか、時間もきちんとやって、公平、公正ですよ!ってのをアピールしています。

日本人が好むスポーツも、どちらかというと、イギリス的な自然な流れや、はっきりしない
中で、センスを見せるとか、そういうものが多いですね!?!?

野球、あーあれは、なんでしょうね???「犠牲バント」とか、「all for one, one for all」 とか的な精神主義が、戦前あたりのオジサマの心をとらえたのでしょうかね??????

# ちなみに「one for all, all for one !」 は、ラグビー

# でよく言われる言葉ですが、もともと
# 三銃士に出てくる言葉ですね!これはフランスで、

#なんか落ちがよくない !!wwwwwww


#ラグビー #イギリス   #フットボール #ウインタースポーツ


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