見出し画像

2024年2月 子連れ上海旅行のビザ申請

2024年2月、上海ディズニーランドに旅行することにした。
メンバーは私、妻、幼稚園児の長女、未就園児の次女の4人。
現在、中国渡航には短期の観光であってもビザの申請が必要となっている。
旅行代理店で代理申請も可能だが自力申請の倍以上、一人2万円弱と高価。
今回、観光ビザの申請を自力で行ったので、その過程を(他のウェブサイトにない情報を中心に)記したいと思う。
いろんなウェブサイトで調べたけど、子連れ旅行だと出てこなかった情報がたくさんあった。

※この体験記は一個人のものであり、申請時期や対応職員などにより状況が異なる可能性があることをご了承ください。

用意するもの

パスポート、顔写真ページのコピー
ビザ申請書(ウェブでの作成)
写真(規定が厳しい)
航空券
ホテル手配書
(ここまでは公式のウェブサイトに記載あり。以下は直接メール問い合わせや先人のブログ等で情報収集)
未成年の中国渡航に関する同意書(書式自由)
戸籍全部事項証明書(家族で一通でOK)
過去のパスポート(あれば)

写真については、ウェブサイトでの申請書作成でデータをアップロードするのだが、妻ははじめ写真屋でとったものがNGだった。特に女性で問題になることが多いと思うが、とにかく額を隠さないこと、髪の毛は結んで耳や首をはっきり出すことがポイントなのかなと思う。
ホテル手配書は、記載がなければホテルの住所と電話番号を手書きで書くよう求められた。
同意書は、渡航に同意する旨と両親どちらかのサインがあれば良いとのこと。ネットで見つけた台湾?の同意書を参考に自分で作成した。

未成年の渡航における親の同意書

戸籍全部事項証明書はコンビニプリントで申請。
過去のパスポートは先人のブログで書いてあったので持っていった。手続き中に持参しているか聞かれて、持参しているがコピーしていないことを伝えると、「じゃあ、今のパスポートのコピーの脇に、『古いパスポートは自宅にあります』と書いてください」と言われ、結局提出しなかった。だから持っていかなくても良いと思う。

申請には全員で行かなければいかないか?

大人一人で大丈夫。妻の申請には同意書など不要だった。小さい子供を連れて行かなくて良いのは本当にありがたい。

申請の流れ

平日14時半ころに東京のビザ申請センターに到着。以前は申請に事前予約が必要だったが今は不要になっている。

最初に書類不足がないかのチェック。3人前後の職員が対応する。ここでの待機時間は10分くらい。メインの書類に不備があるとここで指摘される。私はパスポートのコピーを取り忘れていたので室内にあるプリンターでコピーを取ってくるように言われた。コピーレベルのすぐ対応できる不備であれば、準備でき次第先程と同じ職員に声をかけて待たずに再度確認してもらえる。

書類一式揃っているのを確認したら空いているカウンターを案内される。カウンターの数は20くらいあったと思う。

案内されたカウンターで書類の詳細チェック。対応してくれたのは30歳台くらいのお兄さんでとてもフレンドリーで丁寧だった。「おまたせしてごめんなさいねぇー」や、「子連れディズニー大変ですねぇー」などの声掛けあり。前述のホテルの住所などは、かわりに書いてくれて優しかった。中国の印象爆上がりした。
書類の中で一部訂正があったが、手書きのサインでOKだった。妻の申請書類でも一部訂正があったのだが、夫の訂正サインでOKだった。(なぜか本人が書いた署名の脇にも『夫代筆』と書かされた。妻直筆なのに…)

大きなトラブルはなく申請完了。受け取り用の紙を渡される。支払いは受け取り時とのこと。
到着してからちょうど1時間くらいで申請センターを後にした。思ったより早く終わって安心。曜日や時間帯によって待ち時間は違うかもしれないので参考程度に。

受け取りの流れ

申請2週間後に受け取りへ。申請日に言われた受け取り予定日以降であればいつでも大丈夫らしい。Maxいつまでかは分からないが常識の範疇なら大丈夫か。
申請センター入ってすぐの職員さんに、受け取りですと伝えると整理券を渡される。受け取り専用の別室へ案内され、数分で呼ばれてお渡し。支払い含めて10分くらいで終了した。
支払いはクレジットカード可能。Visa、Mastercard、銀聯カードが可能とのこと。クレジットカードのタッチ決済使用可能だった。

その他申請にかかわるTips

写真撮影について

写真屋で取るときは、中国ビザの申請のために白色の背景でなければいけないことを伝えたほうが良いと思う。
写真屋のおじさんも、「中国の写真はなかなか厳しいからねぇ!」と話していた。結局妻は撮り直したけど。

ウェブでの申請書作成について

宿泊先住所の記載、家族、職場の登録などなかなかにめんどくさい。
一人作成したらそのデータをエクスポート(最後のページにある)して、二人目以降は一人目データをインポートして作成するとかなりはかどる。

申請書のサインについて

私と妻のパスポートは、サインが普通の漢字や英語じゃないサインだったので、申請書のサインをパスポート通りにするか、漢字にするかすごく迷った。他国のビザ申請の手引で、サインはパスポートと同じものを、と書いてあったのでその通り記載したが、念のため漢字のサインを書いた申請書類も持参した。結局はパスポートと同じものでOKだった。
子供のサインは大人が書いて大丈夫。申請時にサインの脇に『父代筆』と記入を指示された。
サインの横の日付は申請に行く当日の日付を記載した。

まとめ

中国観光ビザ申請は、事前の情報収集などなかなか大変だったが、頑張れば自力で可能と思う。居住地の問題などで代理店に頼らざるを得ない方もいると思うが、チャンスが有るならぜひ自分でやって、浮いたお金を旅行で使うべきと思った。
不明点などがあれば申請センターへメール(tokyocenter@visaforchina.org)で問い合わせることをおすすめする。営業時間内の遅い時間でなければ当日中にすぐ返事来た。私は申請書類(戸籍全部事項証明書)、同意書、支払い方法、受取期限についてメールで教えていただいた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?