可処分精神と着物の話。
どうも、休みの日寝過ぎたと思ったら早起きだった以下同文です。
今日は可処分精神と着物の話というタイトルでお届けします。
休みの日なのでいつもよりは腰を入れて話せると思っています。
可処分精神とは?
可処分「精神」とはなにか?の前に可処分「所得」とは何か?についてお話ししたいと思います。
自分の働いて貰ったお金から食費や家賃などの生活に必要なお金を引いた分、つまり自由に使えるお金のことを可処分「所得」といいます。
この可処分所得を昔はウチのサービスや商品に使ってください!!!という風に考えてサービスや商品の設計がされてましたが、インターネットが出てきたあたりから「あれ?自由に使えるお金じゃなくて自由に使える時間(可処分所得「時間」)を使ってもらった方が良くね?」という考え方になってきました。
わかりやすい例で言うと、YouTubeなんかがまさにそうでYouTubeをいっぱいみてもらってYouTubeに滞在する時間を増やせばそれだけ広告を見てもらえるし広告を見て何かを買って貰ったら広告費がもらえるしみたいな感じです。
可処分所「時間」を使ってもらえれば結果的に可処分「所得」を使ってもらえるよねという考え方ですね。でここからまた一つ複雑な構造として可処分「精神」という考え方があります。
考え方は可処分所得や可処分時間と同じで自由に使える精神のことです。
自由に使える精神だとわかりづらいので、ぼーっとしている時に考えることやつい考えてしまうことみたいな感じで考えるとわかりやすいかもしれません。
例で言うと好きな人とかはまさにそうで寝る前に今何してるんだろ?とか自分のことどう思ってるのかな?みたいな感じです。
可処分精神の使ってもらうには?
で、可処分精神を使ってもらうにはどうすればいいのか?と言う中でキングコングの西野さんが「インテリア」だよね。と言う話をされてました。
確かにそれはあるなぁと思っていて、部屋に飾ってあるポスターなんかは毎日少しずつでありますが僕らの可処分精神を使っています。
西野さんなんかは絵本のカバーをとれば日本語表記がなくなってインテリアとして飾れるように絵本を設計していると言ってましたが、これと同じようなことがどんどん起きるんじゃないかなと思います。
大学自体、友達の家に行くと高校生の時に来ていたユニフォームを部屋の壁に画鋲で飾っている友達がいました。
これはユニフォームが一つのインテリアとして機能していて可処分精神を使ってもらえるスイッチになっています。
ユニフォームの例は、高校時代のそのユニフォームを着て過ごした時間や友達がいるということで飾られますが、西野さんの例で言うと単純にオシャレかどうか?ということに重きを置いてます。
で、ここから着物の話なんですが着物を掛ける道具に衣紋掛けというものがあるらしいです。
検索をしてもらえればあぁ、これのことねってなると思うんですけど簡単に言うと着物をかけるハンガーです。
着物って体に巻き付けて着るし、袖の部分がなんかでっかくなっててシワになりますよね。
つまり、着ている時はデザインとかがよくわかんないように思います。
(もちろんよく見ればわかるし、袖なんかは腕を地面と平行にすれば皺も寄りません。)
でも、衣紋掛けに掛けるとあら不思議、デザインが一番わかりやすい状態になってくれます。
袖は地面と平行だし、巻きつけることもないのでデザインもよくわかります。
着ている時より衣紋掛けに掛けている時の方がデザイン制が高いし、何より服がインテリアになってくれるという意味変がおきます。
コレを着物とかの敷居の高いものではなく、Tシャツとかでできたら面白いのになぁと考えてます。
例えば、オーバーめのシャツで着ている時は何が書いてあるかよくわからないデザインなんだけど特製のハンガーにかけると葛飾北斎の絵が現れるとかそんな感じです。
簡単にオリジナルTシャツが作れてありとあらゆるインフルエルサーがアパレルとかに挑戦してますがそこはもうすでにレッドオーシャンでなかなか勝てません。(なぜなら1年で365コーデしかできないから)
なので、服をインテリアとして売ることができればその戦いには参加せずに可処分精神を使ってもらえるように出来そうだなと思いました。
以上以下同文でした。
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