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朝のルーティンをやめたルーティン


696文字の#朝のルーティーン

ルーティンや自己肯定感、ボディーメイクなどの言葉があちこちから聞こえてくるようになった時、私は独身生活を送ってた。
どれも気になり、1番しっくり来たのが、朝6時から1時間から1時間半の海沿いウォーキングだ。
そして、そのままカフェでコーヒーを飲んで帰ってくる。
この生活は2年近く続いた。
ウォーキングする時の服やシューズも、3パターンで決まっており、その日の気分で決める。
ポケットに当時のiPodをセットして、イヤフォンと、片手に収まるぐらいの小さな水筒を持ち、コーヒー用にクレジットカードを一枚ポケットに入れて、出発。
天候不良や、前の日がよっぽど遅くない限り、毎日歩いた。
とっても調子がよかった。気分も気持ちよく、自己肯定感を上げてくれるきっかけにはなったと思う。
かなり良い朝のルーティンだった。

今は、『無』だ。

何もない。

雑誌やyoutubeにあるスマートな子育てとは、程遠い不器用な子育て中の2児の母にルーティンは『何もない。』

顔を洗う時間も順番もなければ、朝ベッドから降りる場所すら決まっていない。左から降りる時もあれば、子どものお漏らしに飛び起きて、主人を跨いで右から降りる日もある。

何一つ、決まったルーティンはない。
コーヒーを飲む日もあれば、気づけば、水すら昼まで口に入れることなくドタバタしている日もある。

あの頃の私のルーティン生活を知っている主人は、また朝歩いたら?と言ってくる。

そのご提案、どうも、ありがとう!
子どもの朝ごはんは?
オムツに、準備、支度
朝起こすのは?
仕事前に終わらせる家事は?


朝のルーティンをやめた『無』ルーティン生活を今は謳歌している。

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