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天体のささやきを言の葉にのせて

先日、逸見灯里さんの西洋占星術個人鑑定を受けさせていただいた。
キッカケは大好きな山田スイッチさんのこちらのnote記事。
https://note.com/yamadaswitch/n/ndef7722e1312

以前は星占いと聞くと「○○座の人の今月の運勢とかだよね」みたいな感じでしかなかったが、生まれた時の星の配置図(ネイタルチャート)なるものを出すと様々な事が出てると知り、どれどれと自分のを作って(無料でネットで簡単に作れる)チャレンジしてみたが、まあこれが難しい。色んな方がブログ等でも説明してるし本も色々出てるので通りいっぺんの事は分かるのだが、そうではなく「読み解く」のがやたら奥が深いのだ。いや、私は実際そこまでやってないのだが、その気配がぷんぷんして「こりゃー私では無理だな~」と早々に諦めた。
でもその「奥深さ」の気配だけは察知してしまったものだから、いつか読み解ける方に観てもらいたいと思ってた。

スイッチ(ドグ子)さんの記事からさっそく逸見(ハヤミ)さんのnoteへ。
オンライン個人鑑定のご案内

失礼ながら、逸見さんのことは存じ上げてなかった。初めましての記事だったが、とにかく文章が分かり易い。ご自分がどういった視点で読み解くかも書かれてる。何より文章からお人柄が滲み出てて、全く嫌な気が受けない。
で、この方なら観て貰いたいなぁと思い即決。
申し込みフォームでどんな事を観て貰いたいかを書くのだが、そこで私が書いた事に対しても(あまりにザックリ書いたので)もう少し詳細な問い合わせをメールで頂いたりなど、とても丁寧だった。

私は未来は自分(いま)次第と思っているので「これから私の未来はいつどうすればよいのでしょう」的な事を聞く気は全くなく、私では読み解けない星読みの奥深さを感じたかった。
それなりに色んな経験を今までしてきてるし、いま思えばあの時がターニングポイントだったなあと思う時も幾つかある。それらが個人チャートに現れているのか、自分もその流れで今まで来ているのか。
その人の持ってる星配置というものは自然の理として様々な事が現れているのだろうという私の予測でしかないものを、自分の今までの経験と照らし合わせて「やっぱりそうなんだ」と実感したかったのかもしれない。

事前に鑑定をお願いしたのは
・今までの経験が出生図(ネイタルチャート)にどう現れていて、転換期はいつごろだったのか
・チャートに現れてる私の可能性
・チャートから読み取れる今現在と今後の大まかな流れ

zoomでは声のみで、画面には私のチャートを出しそれを見ながら鑑定結果を説明してくださる。 それにしても素敵なお声。初めましての緊張も一気にほぐれる。声だけのzoom自体が私は初めてだったのだが、それ程距離感も遠くなく、逆にこういった説明を聞くときは話に集中できていいなと思う。

先ずはチャート図のざっくり説明をして下さる。外側の円はこういった事で、みたいな。私が出したことのあるチャート図とは違っていたのでありがたい。初めて見る方でも分かりやすい言葉でお話ししてくれる。
今までの経験とチャートの相互性については、へーっと思うほど出でいた。こちらから、いつ頃何があってここらで転換でーみたいなのは伝えてない。会話の中で「この辺りでこんな感じが」という感じで伝えてくださり、その頃を思い出してみる。すると記憶に残っているくらい何かしらあった時で。私は大きなのが何回かあるのだが、いずれも逸見さんは伝えてくださった。
しかも星回りが表している当時の状況・可能性と自分が経験したことのリンクがそのまんまで驚き通り越して笑った。すごいな、チャート。
過去の流れを伺って、ネイタルチャートのすごさを実感し、今現在と今後の流れを教えていただいた。

とここまでは占星術って、出生図(ネイタルチャート)ってすごいんだねーと話してきましたが。
何が今回すごいなって感じたかというと。
この方の読み取り方がすごいなと思うし好きなのだ。
冒頭にも話した通り、私が知りたかったのは星読みの持っている可能性というか奥深さというか、人の人生をひとつの「流れ」として、その人が「生まれた」とされる瞬間の天体の配置が現すものを読み解いて教えて欲しかった。
まずこの方の知識・情報量がすごい。
それを元に相手のチャートに真正面から向かって下さる。それは一点からではなく、あちらこちらの角度から可能性を見つけ、相手が知りたいポイントへどう結び付いていくのか紐解いていく。事前の読みこみがすごいのだ。
それに加えてこの方の感覚。
なんというか、全体の天体の流れからその人の大まかな一連の動きをキャッチし、それを踏まえたうえで、今その人が聞いてきている事はどの角度から読み取れるものが近いのかというような、立体的な視点から読み取る事が出来る方なんじゃないかなと思う。

その時星がどこにあって、他との星の兼ね合いでこうだからこうです、というのは勉強すれば誰でも分かることで。
そうではなくて、いきなりポンと星がそこに出没するのではないのだから、それまでの流れがあるわけで。
対象天体は10個もあり、それぞれ個性というかお役目というかそんなものがあり、動く速さが違い、地球から見たその時の角度があり、星同士のその時の位置があり、とにかく読み取れる要素がものすごく多いのが天体図で、読み取り方はひとつではない。
一連の流れから、大まかなその人の概要というか資質的なものというかそういったのを踏まえたうえで、その時の天体図を分解でき、さらにその人に伝わる言葉で説明が出来る方、とでもいうかそういった感覚をお持ちの方なのだと思う。だから、相手の心に言葉が届きやすい。
でもそれには受けとり側も「聞く」ということをしなければ、せっかくの届けものも響きにくくなってしまう。せっかく自分ではややこしすぎて読み取れないものを教えてくれているのに。
もうひとつこの方の好きなところは、星を、天体を「占いのツール」として見てるのではないというところ。
人生のひとつの道しるべというか、人が星を使ってるのではなく、天体が示してくれているものを人が教えて貰っているという感覚。
だから、この方からは星が示すすごさ素晴らしさへの畏敬は感じられても、それを読み解かれているご本人からはまったく圧力がない。
セッション会話中も常に相手の言葉に耳を傾け、場をゆるめてくれると共に、こちらが話しやすくしてくださる。
自身が読み解いたものと相手方の感覚に違いはないか、あるようであればすぐさま違う視点からも説明を加え、天体の現している事をその人が受け取りやすい形にして投げ掛けてくれる。
なんというか。土台が、自然と繋がってる方なんだなと思う。だからその理から、言葉に変換して現す事が出来る。

ご自身の鑑定案内記事でうたわれてる、得意とする鑑定内容
・生まれ持った資質と才能
・欲求の在りか、意志の向く方向性
・性格の傾向やパターン分析
・現在のステージと、近未来の人生の流れ
・取り組むべき課題
・コンプレックスを肯定的に捉え直す


単に未来の占いではなく、自分の人生で立ち止まってみた時、ふと疑問がわいて自分では見えにくくなった時、天体が指し示してくれるものをこの方の言葉を通して耳を傾けてみるとココロが楽になるかもしれない。

天体という壮大なものが現しているものを、ご自身の身体を通すことで言葉として伝えられる方。そこに受けとり側への細やかな配慮もあり、その時の相手も感じながらお話しすることが出来る方。
まだオンライン鑑定自体は始められてそう間もないと聞く。これから鑑定経験を重ねていくうちに更に変化され、その感度に磨きがかかり、たくさんの方のヒラメキの手伝いや安心を創られていくんだろうなと思う。
そう感じさせてくれるステキな方だった。
天体というアイテムに真正面から向き合いご自身の感性で対話されてるこの方との巡り逢いご縁に感謝したい。

ステキな時間を
どうもありがとうございました。


ありがとうございます。 お受けしたサポートのお気持ちは、この巡りのなかで循環させられるよう、ありがたく使わせて頂きます。感謝致します。