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「自分の好き」が「似合わない」現代女性の課題

イメコンを知ると自分に似合うもの、似合わないものがわかってきますね。イメコンもパーソナルカラー、骨格診断、顔タイプ、パーソナルデザイン(PD)など多岐に渡ります。

私はこんな服が好きなのに全然似合わない🥺本当は青みピンクが好きなのにイエベだから似合わない🥺
こういった「自分の好き」が「似合わない」問題。Twitterイメコン垢でよく散見しますが

意味がわかりません。



そもそも、「服が好き」という言葉をもう少し掘り下げると、2つの人種がいることがわかります。(コスメも同様)

「服そのものが好き」なのか、「自分に似合う服が好き」なのか。

「服が主体」か「自分が主体」か。

この違いわかりますか?

前者は勝手にしてください。イメコンなんて受けるな。似合わないって言われたって、何歳になったって、大好きなロリィタ着てればいいのよ。好きを貫きなさい。

でも、前者ってそんなに多いんでしょうか?本当にその服が好きで、愛しているのでしょうか?そこまでの服オタクってそんなにいないと思うんですよね。ブランドからさらに踏み込んでデザイナーのオタクするような人。

私は後者です。ロリィタを美しいと思うことはあるけど、自分には似合わないので、好きではないです。
後者にとって、服は「自分を着飾るもの」に過ぎません。自分をより美しく見せるための装飾品なので、自分に似合わない時点で私の眼中にはありません。店頭のマネキンがコンサバ系とかマーメイドスカートとか着てたらまず店内に入りません。「自分を美しく着飾ってくれるもの」はそこにないから。完全スルーです。

「似合わないもの」を好きになる理由がありますか?自分を客観視できていないだけですよね。自己肯定感が低いだけですよね。自分が好きだったら、自分に似合わないものを好きにならないと思います。見てるだけで十分です。似合わない😭😭と悩む意味がわかりません。服に着られてる状態の自分を好きでいられますか??


「それでも好きな服が着たい!🥺」って人。

「好きなものを身に纏う幸せ」はわからんでもないけど、似合ってない姿を鏡見た時絶望しない?私はしたことあるよ、絶望。

私は中学生の時、可愛い服着たら可愛くなれると信じてた。アンクルージュのナポレオン軍服ワンピースがすっごく可愛くて、それを着たらモデルさんみたいになれると思ってた。109のアンクルージュで試着室に入って、憧れの服を着てみて、あまりの似合わなさにショック受けて、試着室で泣いたんだよね。可愛い服も、似合わなければ意味ないんだってわかった。まだ自分を主体としてファッションを見られなかったんだよね。

服が主体か、自分が主体か。これがわかってれば、服もコスメもたくさん欲しい!とはならないし、散財もしない。生活費削ってお金切り詰めてまで買う必要はないのです。自分の身体は1つだし。1軍コスメ✨とか何言うとんのや、という感じ。1軍以外持つな。お金持ちが観賞用って割り切って買うならいいけどさ。

本気で似合うものを少し持っていれば、それでもう満足すると思う。何が主体なのか意識し、自分に似合うものを楽しみ、あなたらしいスタイルを手に入れて欲しいなと思います。

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