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綿花畑のお話

「農産物の輸入自由化の波を受けて、
日本の農業は大きな変革を迫られている。
どの分野でも、競争力が強く、経営基盤が安定した、
自立した農家を育てなければならないはずだ。それなのに農水省は、
農業生産のコストを上げ、農家を生かさず殺さずの状態にしておいて、
補助金の鎖で縛りつける政策をとっている。
なぜか。それこそが、官僚機構と政治家の生き延びる道だからである。  
その典型がコメの減反政策である。
都市近郊農家もコメどころも、
丹精して美味いコメを作ろうと努力している農家も、
会社勤務の片手間に「休日農業」でコメを作っている農家も、
すべて一律に減反を課し、その見返りに補助金を支給する。
こんなことが、日本のコメ農業の未来につながらないことは、
子どもでもわかる。」

—『日本が自滅する日 「官制経済体制」が国民のお金を食い尽くす!』石井 紘基著
https://a.co/3Yw0kXO

綿花畑のお話

以前、木造の小さなビルを造った時に入居いただいたご縁の余白さん
久遠でお世話になっているいなり農園さんにお手伝いいただき
三浦の畑で綿花を育てることになりました

余白の渡辺さんはお父さんが経営していた工場が
アパレルの委託生産を行なっていた時
廃材の量に疑問を感じていたそうです
ご自身が会社を継いだとき
廃材を極力減らす方法で服を創る方法を模索しながら余白というブランドを創りました

『ありのままであること
見えないものは作らない。
yohakuが扱う素材・関わる人々・商品
これらにまつわることに関して、嘘をつかない。
「どこで」「だれが」「どの様に」作っているのか。
商品の背景について知り、その情報を商品と共に
お客さんに届ける事を、心掛けています。
作り手・売り手・買い手の三方向に
フェアなものづくりを続ける為に、
日々、目の前の素材と人と向き合っています。』

このコンセプトの実行のために
福島、岡山の希少な綿花を使って服を創り始めました自社の屋上やご自宅の庭でも綿花を育ててました
私に綿花ができる畑はないですかと

いなり農園の石井さんは二百年以上続く三浦の農家
お父様から引き継ぎ
三浦の将来や農業について真摯に取り組んでいます
大きな梁のあるご自宅を改装された時
多分八代目だろうとわかる書物が出てきたそうです
普段の大根やキャベツの他に
ホテルやレストラン向けのお野菜も作っていたが
コロナでぱったり
久遠のインスタから連絡いただき
お世話になることに


わたなべさんの言葉

今回、石井さんの畑で作るのは
和綿(短繊維).茶綿(長綿).緑綿(超長綿)
白綿(長綿)を育てます。
どの綿が適しているか見てみようと思います
日本の環境には和綿(短繊維)があってますが
近年気温が上がっているので、超長綿も今後様子見ながら育てるのも良いですね。
シーアイランドコットンは超長綿の中でも貴重な品種になります。
綿が小さいので収量もかなり少ないみたいです
超長綿は、本来エジプトやインドの気候が適しています

先日は皆で畝を作り
5月中に種蒔きまで終える予定です
わくわく楽しみです









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