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IT業界から陶芸家

「あらゆる文化は「手」によってつくられる。真の創造は最終的には「手」によってなされる。「手」を忘れることは文化の原点を忘れ、人間性を見失うことである。このプロジェクトは「手」を通じて「新しい生活のあり様」を提案し、「文化」の本質的な復権を願って企てられたものである。  これは東急ハンズが生まれる際に作られた企画書の中の一文である。



—『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成 (NewsPicksパブリッシング)』安宅和人著
https://a.co/hMI7ac8


弊社の当時の接客室には本を色々と置いていました
仕事のお話より、
民藝
野口整体
などの話ばかりで盛り上がり
一緒に食事をする事に
もちろん彼の営業の仕事は了承しました
鎌倉で器のギャラリーをやられている祥見さんを紹介したり
kiten の社名やロゴなどを作成していただいた柳瀬さんをご紹介いただいたり
それから数年
陶芸のギャラリーを行うために会社を辞めます
日本を周ります
との事
30歳で会社の中でも良き中堅どころなのに

しばらくすると陶芸家になります
と、
もっと大変な道を選んで旅を終えました
唐津の隆太窯へ
試験は下働きはもちろん
料理の腕も
合格したら三年で独立
おかげで唐津に行ける事になり
自然と一体となった素晴らしい工房を拝見
中里太亀さんもご紹介いただけました

工房を神奈川の藤野に移しました
なんと祥見さんが器の仕事を始めるきっかけになったが
早くに亡くなってしまった
青木透さんの登窯を引き継いだ方と一緒に
その方の奥様はシュタイナー学園の先生で
マリア様の様な雰囲気

ご自身で電気釜
お借りしながら登窯を使い
創り続ける事数年
いよいよ祥見さんのギャラリーで個展を行うことに



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