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徹底的に自信が持てない私が、大好きだ #書く習慣

ゆぴちゃんこと、いしかわゆきさんの書籍「書く習慣」の「1ヶ月書くチャレンジ」に挑戦中です!

10日目のテーマは「自分の好きなところ」。もう10日目か〜〜早いな〜〜!

私は自己啓発本とかビジネス本とかスピリチュアル系の本とかを定期的に読むので、そのたびに「自分の好きなところを書き出すワーク」をやってます。その手の本には、まず自分の長所を見つめてみようと促すワークが多いのです。

なので、人並み以上に「自分の好きなところ」を機械的に把握できている面があるかもしれません。それが人によっては「調子に乗ってる」「自己肯定感が高すぎる」ように見えてしまうかも。

でもあえて、今回は「自分のいちばん好きなところ」について書きます。


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「徹底的に自信が持てないところ」

これが私の思う、私のいちばん好きなところです。

私は人よりも自己肯定感が高い方だと思うし、コンプレックスや悩みも少ない方だと思います。「死にたい」と悩んだこともないし、今やってる朝ドラ「おかえりモネ」の登場人物・マリアンヌちゃんの言葉を借りれば「ハッピーに生きてきちゃった」タイプの人間です。

なのに私は、私に対して徹底的に自信が持てません。


何を言うにも、何をするにも、まずはいったん「自信があるフリ」をします。堂々としている人の方が発言に説得力が感じられるし、私自身もそういう人の話をまず聞きたいと思うから。

自信があるフリをし続けていたら、その”フリ”がいつの間にか板について本物になっていた……みたいな感覚が、いちばん近いのかもしれません。

でも、心の奥底まで、深層まで潜っていったら、表にあらわれている自信の元はどこにも見えないんです。

「こんなこと言っちゃって大丈夫かな」「私がしていることは合ってるかな」「どこかに絶対的な正解があるんじゃないかな」「私が知らないだけで、本当は常識とされていることがあるのかも」

心の深層では、常にずっとこんなことを考えている気がします。自分の言うこと、自分のすることに絶対的な自信はない。いつだって不安だし、代わりに責任を取ってくれる人がいたらバトンを渡したいと思ってます。


それなのに私が自信を持ったフリを続けられるのはなぜか。言葉に責任を持たなければならないライターという仕事を続けられるのはなぜか。

きっとそれは、徹底的に自信が持てない自分のことさえも、どこか一歩引いて眺めているから。その在り方自体を認められているし、だからこそ自分の発言や行動に信頼を置けると考えているから。

心の奥底、深層、根本的な部分でも自信を持ってしまったら、きっと私の発言や行動は一気に嘘くさくなってしまうと思う。私のことを信頼してお仕事を任せてくれる人も、きっと離れていってしまうと思う。

自信が持てない自分だからこそ、常におっかなびっくり事をすすめている。時には保留してしまうこともあるけど、そんな自分さえひっくるめて「それもありだよね!」って言える心境を保っていたいと思ってます。


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なんだか抽象的でわかりにくい文章になってしまいましたが……。自分の好きなところって、端的に言葉では表せない部分も、まだまだありますよね。

「自分の好きなところは?」って聞かれて即答できない人は、「自分には好きだと思えるところなんてないよ……」と思ってるんじゃなく、本当はただ上手く言葉にできない段階にいるだけなんじゃないかなあ。

「まだ自信はないけど、こういうところが好きかも」と口にしてみるだけで、おぼろげでも、自分の好きなところに気づけるかもしれない。

自分の好きなところについて文章にしてみることが、自分を好きになる第一歩になるかもしれないですよね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。サポートいただけた分は、おうちで飲むココアかピルクルを買うのに使います。