人生は実験で、選択だ。

実験のような暮らしが続いている。

掃除や断捨離にハマり、1日1捨を実行しながら水回りや床を清めまくる毎日。シェアハウス暮らしだから、掃除をすることが他の住民さんの心地良さや運気アップにも繋がる感覚がして、勝手に充足感を得ている。

自分なりの丁寧な暮らしが、今後どんな変化をもたらしてくれるか。つくづく人生って、実験と選択の積み重ねで出来上がってるものだと実感する。

「運気が上がった!」「ラッキーに恵まれた!」と思う瞬間って、皆さんにはどれくらいありますか? そして、それはどんなときですか?

私のこれまでのイメージは、「道を歩いていたら側溝に札束が落ちてるのを発見した!」とか、「何もしてないのに虫歯が治った!」とか、そういう類のものだった。ちょっと現実離れした、明後日の方向からぶつかってくるもの、みたいな。

でも、最近はちょっと違います。

運気やラッキーって、もっとたゆたうような、日常の流れの中にひそやかに紛れ込んでいるような、そんなものなんじゃないか。急に天から舞い降りてくるものよりかは、自分の意識ひとつで見つけ出し、じっくりと味わうものなんじゃないか。そう思うようになりました。

「幸せになりたい!」「お金がほしい!」「結婚したい!」と四六時中言い続けてる人って、少なくとも現在この瞬間は確実に幸せじゃないし、これからも実現しなそうですよね。

目の前のあらゆるものから目を逸らし、具体的な行動を避けたまま、遠い未来ばかり夢見てるからなんだと思います、きっと。

差し出された小さなラッキーに気づかず素通りしてしまっている。今ある幸せに気づけない人が、果たして将来幸せになるのだろうか? そういう話なんだと、ようやく腹落ちしました。

せっせと少しずつ掃除や片付けを習慣化させていく中で、気づき始めている大切なこと。溜まったホコリを払いながら、自分の理想の生き方を思い描く。不要なものを捨てながら、本当に必要なものを知る。掃除や片付けを通して、自分の本当の望みに気づきつつあります。

運気を良くしたい! ラッキーなことに恵まれたい! って動機ももちろんありますが、生活を見直すことによって向き合えたのは他でもない自分自身。これからも実験と選択は続きます。数ヶ月後、半年後、1年後、自分がどうなっているか……楽しみにしながら、目の前のことと向き合っていきたいと思います。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。サポートいただけた分は、おうちで飲むココアかピルクルを買うのに使います。