やりたいことを見つけるために始めた日記と神社巡り

「やりたいことで生きていこう」と言われている。好きなこと、得意なこと、やりたいことで生きていく。楽しみながら働く。

思うことがあった。「やりたいこと」ってなんだろう?具体的にはどんなことなんだろう?それって、どうやって見つけたらいいんだろう?

よくよく考えてみたら、私には明確な「やりたいこと」がなかった気がする。文章を書くことで生きていきたい、作家さんになれたらいいな、というぼんやりとした思いはあったけれど、あくまで憧れだった。

憧れはハッキリとした形を持たない。漠然としていて、息を吹きかけた途端に霧散していくような、確かじゃないものだ。そこに確実にあるのは分かっているけれど、あえて見ないようにしている。あるのに、ないフリをしている。

しっかりとした輪郭を持たせてあげるためには、どうしたらいいんだろう?

自分の「やりたいこと」に形を持たせてあげるために、始めたのが日記を書くことだ。あと、神社へお参りすること。

「毎日、日記をつける」と聞くと、ハードルが高く感じられるかもしれない。なかなか続かない、三日坊主になってしまう話もよく聞く。こればかりは同じ時間に同じ文量を書くことを習慣づけるしかないのだけれど、一行でも二行でも三行でも、書くことで少しずつ変わってくるのでおすすめしたい。

変わってくるというのは、気持ちが、である。毎日少しずつ自分に取材してるのと同じことになるからだ。

有名人は何かあるたびにいろんなメディアから取材を受ける。そのたびに質問に答える。普段は流してしまいそうな気持ちも、逐一言葉にすることを求められる。どんどん話すことが上手になり、言語化も上手くなる。それと同じことだ。

神社巡りもその一環。神様にお参りし、お守りを買ったりおみくじを引いたりしてご利益にあやかるのも大事な目的だ。

でもそれ以上に、自分で自分に「やりたいことは何か?」と聞いてあげたり、「それを叶えるために何が必要か?」とあらためて考えたりするのが大事。神社へ行ってお賽銭を投げ、手を合わせて「やりたいこと」について考える。「叶えたい」ことについて考える。その繰り返しが大事なのだと思う。

日記を書くこと、そして神社へのお参りを習慣化すること。

これさえやれば「やりたいこと」が明確になり、みるみる叶う!わけではないけれど、きっかけとなり、スタートとなるかもしれない。人生が変わる瞬間は、意外とこういう些細なきっかけだったりする。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。サポートいただけた分は、おうちで飲むココアかピルクルを買うのに使います。