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あらためてオンラインコミュニケーションについて考えてみる

去年書いたこのnoteがじわじわ読まれている。私は自分の書いたnoteについてはめったに読み返さないし、どんなことを書いたのか書いた傍から忘れる性質なので、久々に自分でも読んでみた。なかなか良いことが書いてあった。

コミュニケーションにおいて、自分のことしか考えず相手のことをないがしろにしていると、良い結果にならない。これは何もコミュニケーションに限った話ではないかもしれないけれど。そして、なかなか対面で人と会えずオンラインでのコミュニケーションが主流となっているご時世、余計にその特徴が際立っている気がしてならない。

人の温度が感じられにくい分、余計にリアクションしなければ相手に伝わらないし、相手の感情や考えも読み取りにくい。常に相手を観察し、何を考えているのか想像し、「もしかしたらこう思ってるのかな?」「こう質問してみたらより深い話題になるかな?」などと模索し合いながらコミュニケーションを深めていく。

対面コミュニケーションで自然とやっていることを、オンラインコミュニケーションではより慎重に、注意深く進めなければならないのだ。

それでいうと、冒頭に挙げたnoteで紹介している「ソクラテス式問答法」はオンラインコミュニケーションでもその力を発揮するはず。

あまり質問攻めにしてしまうと途端にインタビューっぽくなってしまうので注意だけど、双方ともに楽しめる会話ってどれだけ良い質問を投げ合うかで決まる気がする。だから、相手の考えを深め、自分の考えも深める意識で適度に質問を活用すれば、たとえオンラインでも血の通った有意義なコミュニケーションができるのではないかな。

ここ最近、いつにも増して内省的な時間が多く、殻にこもりがちだった。自分から話しに行こうと思わなければ簡単に雑談もできない世の中だ。今一度ソクラテス式問答法を意識して、人と交流してみよう。また自分のnoteに助けられてしまった。


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