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映画メディア「cinemas PLUS」の魅力は”対話ハードルの低さ”

映画ライターとして「cinemas PLUS」で記事を書かせてもらうようになってから、約1年が経とうとしています。

ちょうど独立してから4年目に突入する、個人的な節目とも重なるタイミング。今回は、cinemas PLUSの雰囲気がどんな感じなのかを、つらつら書いていきたいと思います!

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cinemas PLUSの魅力①
とにかく対話ハードルが低い

cinemas PLUSで書かせてもらうようになったきっかけは、Twitterでのライター公募でした。ドキドキしながら応募したところ、採用のご連絡をいただけて驚いたのを覚えています。

最初はコラム記事から書かせてもらい、少しずつ取材にもチャレンジさせてもらえるようになりました。記念すべき1記事目はこちらです。

cinemas PLUSの編集部とやりとりするようになってから、魅力のひとつとして「対話ハードルが低い」点が挙げられるな、と思うようになりました。

どんなお仕事にも共通することだと思いますが、まだ不慣れな時期って、「聞きたいことがあるのに聞けない」瞬間がたびたび訪れませんか?

私はとくにその傾向が強いほう。これまで経験してきた別のお仕事でも、わからないことが聞けずに困ってしまうことが多々ありました。

「すぐに聞いちゃえばいいじゃん!」と思われるでしょうが、上司や先輩が忙しそうにしてる状況下で、タイミングをみて話しかけるって行為が私には難しくて……。

その点、cinemas PLUSさんはすべてのコミュニケーションがオンラインで完結するので、何かわからないこと・聞きたいこと・確認したいことがあればすぐにSlackでメッセージを飛ばせます。

「記事タイトルこれで大丈夫でしょうか?」
「もう少し企画練りたいんですが、こんな感じはどうでしょう?」
「昨日のドラマ面白かったですよね〜!」

などなど、時にはお仕事に関係のない雑談も、投げかけておけば誰かが反応してくれる暖かい環境です。「お仕事しやすい空間」ってこういうことを言うんだな、と日々実感しております。

この対話ハードルの低さ、編集部さんとの距離の適切さ。少なくとも私は、cinemas PLUSさん以外にここまで「丁寧な」メディアに出会ったことがありません。


cinemas PLUSの魅力②
ライターとして「欲しい」力が身につく

編集部さんとの距離が近いのも魅力ですが、もちろん、ライターとして欲しい力がしっかり身につくのもcinemas PLUSの強み。

先ほど「最初はコラム記事から書かせてもらい、少しずつ取材にもチャレンジさせてもらえるようになった」と書きました。cinemas PLUSは、書きたい記事や挑戦したい企画があれば、どんどん提案することで実現するチャンスをくれるんです。

好きな役者さんがいれば、その役者さんについてのコラムを提案したり。観た映画に感動したら、その感想記事を提案したり。

私のように「とにかく取材をしたい!」と思えば、その意思を伝えることでしっかり意図を汲んでくれます。こういう映画ライターになりたい、という理想があれば、できるだけ場を提供してくれるメディアなんです。

また、具体的にやりたいことが形になっていない場合も、個人の特性を汲んで「こういうことに興味ありますか?」と投げかけてくれることもあります。

私は編集部からの依頼で、cinemas PLUSコミュニティの運営を手伝わせてもらっていますが、これも「日頃のSNSの投稿を見ていて合っていると思った」と言っていただけたから。

コミュニティの運営って、実際にやってみたらものすごく楽しい……!

もちろん難しい点も多々ありますが、ままならないことに挑戦するのも自身の成長のためと思えるのは、多少ミスしてしまってもカバーしてくれる編集部の体制がしっかりしているからだな、と思います(甘えてばかりではダメなんですけどね……!)。


cinemas PLUSの魅力③
PV数は大事、でも、それだけじゃない

cinemas PLUSもWebメディアなので、PV数を指標のひとつに据えるのは当たり前のこと。PV数は売上に直結するものであり、そこが落ちてしまったら我々の原稿料もいただけなくなってしまいます……!

ただ、cinemas PLUSは、ただ安直にPV数だけを追い求める映画メディアではありません。

PV数大事、でも、それだけじゃない。ライターや編集部側が「良い記事」を書くこと、そして、その記事を「楽しんでくれる」読者さんがいること。この相互関係を何よりも大事にしています。

なかには「編集部」と「ライター」の間にがっつり線が引かれていて、ライター側には「企画」しか降りてこないパターンもあるじゃないですか。タイトルと見出しだけ共有されて、書けるか or 書けないかだけを問われる、みたいな。

それもそれでシンプルでわかりやすいと言えますが、自分が「書くマシーン」になったような錯覚に陥る瞬間もあって……。

その点、cinemas PLUSは丁寧にやりとりしてくれます。かつ、「よりPV数を上げるとしたらこういうタイトルはどうでしょう?」「こういう企画もアリだと思うんですが、どうでしょう?」と編集部側から提案してくれることも。

一緒に手を取り合ってメディアを作ってるんだ! という感慨を得られますし、ライター側も良いバランス感覚でPV数を意識できるので、「自分の書きたいことを書きつつ」&「メディアを育てる記事はどんなものか」を模索することもできる。

ライターとして、これほど成長できる環境はないな、と思います。

おまけ

「対話ハードルが低い」「一緒にメディア作りをしている感覚がある」とお話してきました。その理由はやはり、cinemas PLUS編集長や副編集長含め、運営や編集部の「聞いてくれる姿勢」が整っているからだと思います。

具体名は出せませんが、メディアによってはPV数の開示さえしてくれないところもあるんですよね。自分がライターとして書いた記事にも関わらず、そのメディア内でどれくらい読まれたのかがわからない。それって、少なくとも私にとってはストレスです。

でも、cinemas PLUSさんはお願いすれば教えてくれます。「ライターは記事を書いて終わり」ではなく、「メディアをより良く育てるための記事作りを考えましょう!」ってスタンスが伝わってくる。だからこそ、自分が書きたい記事を書くのは大前提として、より読まれるための施策を考える気が湧くんです。

編集長や副編集長とここまで気楽にやりとりできるメディアも珍しいんじゃないでしょうか。月1でミーティングも行われますし、不定期で会食(※都内)もあります。ライター側の都合に合わせて、適切な距離感を保ってくれる場です。

終わりに

cinemas PLUSとお仕事をするようになって、率直に思うことをつらつら書きました。少しでも「cinemas PLUSに興味ある!」「一緒に仕事してみたい!」と思ってもらえたら幸いです。ともに、良いメディア作りをしませんか?


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