「嫌なこと」が積み上がって私ができる
「嫌なことノート」という本を読んだ。書店でたまたま見つけて、その瞬間の私にはたまたま嫌なことが続けて起こっていて、だから軽率に「運命かも」と思ってレジまで持っていった。
とてもカンタンに乱暴にまとめてしまうと、日々思う「嫌なこと」をノートに書いていって、あらためて解決策を考えたり、これからの自分はどうするかを思考したり、商品や企画のアイデア発想につなげたりしよう、というノート術。
買ってからさっそく始めて、結構続いている。
私はとにかく公共のマナーとかルールとかにうるさい性質で、そういう自分のパーソナルな部分も、書くことであらためて知った。「歩きスマホやめて」とか「電車のなかでマスクしないで咳するのやめろ」とか「激突防止のためにある進行方向の矢印を無視するな」とか。
今のところ、こういう「嫌なこと」に対する特効薬みたいなものは、見つかっていない。せいぜい「自分はやらないように気をつける」くらいのもん。あとは、公共のマナーを堂々と破っている人たちに対する、自分の厳しすぎる視点に対して少し反省する、など。
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私はごくたまに「怒ることってあるんですか?」「いつも落ち着いてますよね」「前世は菩薩だったんですか?」と言われるくらいには、冷静沈着で穏やかな人間に見えるらしい。
しかし、私は知っている。私ほど短期で気性の荒い人間はいないぜ、と。
前述したように、とにかく公共のマナーを守らない人間に対しては四六時中怒っているし、最近は私的な理由でマッチングアプリを始めたので、あ、公的な理由でマッチングアプリを始めることなんてないと思うんだけども、まあマッチングアプリなんて嫌なことの巣窟! お祭り! エレクトリカルパレード! って感じで、それはもうメモする手が止まらない。
自分のことを棚にぶち上げて言いますが、コミュニケーション能力に欠けた大人のるつぼだ、あそこは。
とまあ、いつだってなんらかのことで怒っていて、それはそれで疲れるので、どうせならそれらを記録して、建設的に活用してやろうじゃないかと思っている。
これでバンバン記事の企画も出せたらいいんだけどな。
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