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自分に合った成長スタイルを探す

Q. 勉強してから仕事をはじめたほうがいいですよね?

よく質問されます。されるたびに思うのは、「どちらにせよ、自分に合った成長スタイルを早めに見つけるのが大事だよね」ってこと。

勉強してから仕事をはじめるにせよ、仕事をはじめると同時に必死に勉強するのと、普遍的な「これが一番の大正解だよ!!」ってものはなくて。やっぱり向き・不向きってあるものだし、それは試してみないとわからないものです。

だからこそ、尊敬する人や憧れる人がちょっと極端なことを言っていたとしても、「自分にも当てはまるはず!」と早合点して同じことをしちゃうのは危険だなと。これを言ってしまったら元も子もないですけど、やってみないと自分に合ってるかどうか肌感でわからないんですよね。

それでいうと、わたしは「勉強しながら仕事を受注して実践でさらに力をつける」方法がいちばん合ってました。どうしても仕事がないと緊張感に欠けるというか、必死でスキルを身につけないとならないプレッシャーが薄くなっちゃうなと思っていて。そういう緊張感やプレッシャーがないと勉強に対するモチベーションもわかなくなっちゃうタイプなんですよね。

会社を辞めて背水の陣状態にして、何が何でもやらないといけない環境をつくりだす。だいぶ荒療治だと思います。合う人には合うけど合わない人には合わない。なので手放しにおすすめはできません。

荒療治療法がおすすめできるのは、こんな人。

・短期集中で一気にスキルを身につけたい人
・何が何でも仕事を辞めて、新しいことにチャレンジしたい人
・プレッシャーに強い、むしろプレッシャーが好きな人

反対に、極端にプレッシャーに弱い人(体調を崩してしまうレベル)や、時間に追われていない人(とくに焦る必要はない&ある程度の準備時間がある)にはおすすめしません……。

フリーランスってどうしても「キラキラ★やりたいことやって場所も時間も自由に楽しく働いてます★★」みたいなイメージが、まだまだ強いと思っていて。いま軌道に乗っている人たちには多かれ少なかれ大変な時期があったんですよね。地獄みたいな時間を乗り越えて、順風満帆(のように見える)の今があるだけ。

とくにSNSではカッコいい部分しか表面化しないですから。聞こえのいいことをそのまま鵜呑みにするのは、何度も言うけどほんとに危険。自分に合った成長スタイルを見極めることを大切にしてほしいな、と思います。


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