不器用だから優先順位が必要なの
他人を批判ばっかりしてる人って、自分の人生に集中できてない。いつだって人ばかり気にして、自分のことは後まわし。
そんな話をよく聞く。
たとえば有名人に集まるアンチコメント。どれだけ綺麗な人でも、どれだけ格好いい人でも、必ず文句を言う人はいる。粗を探して重箱の隅をつつかねば落ち着かない人種というのが、世の中にはたっくさんいるのだ。
かく言うわたしも、人の悪いところばかり顕微鏡で拡大したみたいにクローズアップして見える性質を持っている。だから、冒頭のよつな意見を耳を腫れさせながら聞いている。これでも、気をつけてるつもりなんだけどね……。
自分の人生を楽しんで、自分の人生に集中できている人は、他人のことなんか気にしない。いつだって優先順位の1位には自分がいる。
自分はどうしたいのか?自分の希望はどこにあるのか?判断基準をいつだって自分に置いてるから、ヘルシーだ。気持ちがいい。
「自分ファースト」って、どこか自分勝手に生きる人のイメージがあった。
他の人なんて気にしない、いつだって自分の好きなように生きる姿勢は、カッコイイけど独りよがり。少しは周りのこと考えてよ!と少々煙たがられ、距離を置かれてる印象がある。
ずっとそんなイメージを抱いていたから、なかなか優先順位の1位に自分を置けずにいたのだ。
ただ、試しに自分ファーストを心がけてみたら、意外と生きやすいんだなって実感した。
「あの人は自由」って思ってもらえると動きやすい。変に気を遣わなくても済むし、お互いに楽だ。
そもそもわたしは不器用だから、ひとまず「自分はどう思うか?」と考える癖さえつけてしまえば容易い。わたしも幸せ、みんなも幸せ。
「まずは自分」ではなく「他の人はどうだろう?」って考えてあげることも優しさだろう。だけど、周りは結構困るものなんだ。「あなたはどう思うの?」って意見をくれないと、あなたを蔑ろにしてしまってるんじゃないかと怖くなる。
とりあえずでもいいから、「わたしはこう思う」「わたしはこうしたい」と言ってほしい。
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どれだけ生きても、不器用だから。優先順位を決めなきゃ、一歩も踏み出せないの。だからいつだって、これからも自分優先でいかせていただく。そのほうが幸せになるの、はやいから。
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