30超えてからやっと「人の振り見て我が振り直せ」ができるようになってきた #書く習慣
ゆぴちゃんこと、いしかわゆきさんの書籍「書く習慣」の「1ヶ月書くチャレンジ」に挑戦中!
8日目のテーマは「最近怒ったこと」です。これはね……困ります。非常に困ります。怒ったことがありすぎるからです。どの怒ったことについて書こうか悩みます。毎日なにかに対して怒ってるんじゃないかって思います……。
あまりにも日々怒りを覚えていて、もう一周まわって「怒りとはなんぞや?」みたいな心境になりつつあります。
ーー
貧相な心理学の知識で申し訳ないんですが、「怒り」っていわゆる「第二次感情」にあたるそうです。たとえば、
「人からこんな嫌なことを言われた!(された!)」
↓
「怒りが発生する(第一次感情)」
ではなく、
「人からこんな嫌なことを言われた!(された!)」
↓
「悲しみや虚しさが発生する(第一次感情)」
↓
「怒りが発生する(第二次感情)」
この順番らしいのです。だから、怒りにとらわれるよりも先に発生してるはずの、悲しみや虚しさっていう第一次感情に焦点を当てれば、無闇やたらに怒らなくても済む、と。
そう考えると、一気に「いろんなことに怒りまくってる自分」が幼稚に思えてきました……。
私が怒りを覚えやすいトピックとしては、理不尽なことを言われたり(されたり)、自分の存在を不当に扱われたと感じたりする瞬間が多いんですけど。そんなときにも「見下された〜〜!くそ〜〜〜!」って怒るよりも前に、「あんなこと言われちゃってほんとつらい、しんどい、悲しい……」って悲しみが発生してるってことなんですよね。
確かに、思い返してみるとそうかもしれません。まだまだ心に余裕があるときくらいしか、こうやって俯瞰的に見られないですけども。相手に怒りをぶつけることよりも、自分が感じた悲しみを優先して、感情に向き合ってあげる。それが自分を大事にするってことなのかな、とようやく思えるようになってきました。
そんなこと言いつつ、怒りを覚えてる瞬間はまだまだ囚われまくってるんですけどね。はあ……。
それでも、そうやって自分の感じた怒りに対して向き合うたびに、ほんと「人の振り見て我が振り直せ」だなって感じます。
私は相手の言動や行動に対して怒ってるけど、でもそれって裏を返せば、自分の言動や行動に対して怒りを覚えてる人もいるかもしれない、ってことだから。
たとえ自分は「まっとうな生き方をしてる、誰かを傷つけることなんか言ってないし、やってない!」って思っていても、それは自分の価値観で判断してるだけのこと。
相手のもともと持ってる価値観とか、これまで培ってきた物の見方とか、単純にその瞬間の体調とか、あと天気とか?色々な要因によって、私の行動や言動も怒りの元になってしまうかもしれない。
それを常々、重々に、承知しながら生きていかねばならないな……と思う今日この頃なのでした。
なんか大人な締め方しちゃったけど、これを書いてる今は今で、電車で目の前に座ってるおじさん足開きすぎじゃんって怒ってる最中です。はあ。先が思いやられるね。
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