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オンラインコミュニティに入って2年が経った人はどうなったのか

去年の年末にこんなnoteを書きましたが、このnoteが6000以上の方に見られ、そして約120ものスキをいただくことができました。びっくり!

そしてそれから約1年ほど経ちました。私は前田デザイン室(以下前デ)2020年の11月13日に入会したので、前デに入ってから明日でちょうど2年が経ちます。
1年でも大きな変化を感じたのに、それからさらにこの1年はもっともっと大きな変化がありました。

DOTOWNの公開。そしてグッドデザイン賞受賞。

上記のnoteで最後に書いていたDOTOWNが2月1日に公開されました。
2月1日に公開してすぐ、各所で話題になりました。

ライブドアニュースのツイートにイイネ5.7万、その他Yahooニュース、ファミ通など様々なメディアに取り上げられたり、取材の申し込みなどありました。
海外の人にも使っていただき、問い合わせなどもたくさん。

2月7日にはお披露目会を開催し、登壇しました。

お披露目会は最初は当時前田デザイン室の運営リーダーだった綾さんに「オフラインでやった方がいい」と言われたのですが、DOTOWNに関わったコアメンバーは自分を含めてあまり人前に出るのが好きではない人が多かったため、「オンラインだけでよくない?そもそもお披露目会やる必要あるかな?誰が見たいのかしら?…モゴモゴ」と心の中で思いつつも、しぶしぶ開催しました。
そんな感じだったけど、実際はチケットを申し込んでくれた方が120人以上もいたし、会自体も盛り上がりました。
それをきっかけに前デに入ってくれた人などもいて、最初は渋々だったけどやってよかったなと思いました。(綾さんありがとうございます!)

そして5月にグッドデザイン賞に応募する事が決まり、
1次審査(5月)

1次審査通過の連絡(6月27日)

2次審査の準備(7月)

2次審査(8月1日)

受賞の連絡(8月19日)

公式に受賞の発表(10月7日)

授賞式(11月1日)

‥と、公開後もしばらくDOTOWNに関わる事になりました。
(グッドデザイン賞の審査の準備も何気に大変でした…)
そして、グッドデザイン賞を受賞する事もできました!!

公開日の2月1日だけを目標にしてやっていたので、まさかこんなにずっと関わる事になるなんて想像もしていなかったんだけど、それと同時にまさか自分の人生で「グッドデザイン賞」に関わる事になるなんてまっっっったく想像していませんでした。
さらに先日は授賞式に室長の前田さんと共に出席することができ、感動✨

私が前デに入った時の最初の目標は
「前田さんに名前を覚えてもらう事」
でした。
目立つタイプじゃないし、すぐには覚えてもらえないだろうと思ったのです。
そんな目標を掲げていた私が前田さんと二人で出席できるとは感慨深かったです。
(ただし、前田さんは目立たないタイプでもすぐに覚えてくれるので、思ったよりも早く名前を覚えてもらえました)

1年経ったときのnoteでは前デに入って変わった事を5つ書きました。
今回もこのnoteを書く際に「この1年で何が変わったかな?」と考えました。変わった事は色々あるんだけど、大きくはこの3つかなと思っています。

1.自由を手に入れた

我が家には3歳と5歳の子供がいます。
私は子供を夫に託して夜出かけたことは殆どありません。上の子と夜一緒に寝なかったのは下の子が産まれて病院に入院していた時だけ。
下の子は特にママ大好きっ子で、私の脇腹にあるほくろを触りながらじゃないと寝られない。
そんな中、去年NUKEDONEのお披露目会に登壇してくれませんか?とお声がけされました。終わる時間が遅いため、帰宅は子供たちの寝かしつけの時間に間に合いません。息子は私がいなくても寝られるのか心配でした。
心配はあったけど、折角なので‥と思い承諾し、子供を産んでから初めて夜出かけました。そしたら思っていたよりもあっさり諦めて寝たとのこと。「もう寝たから大丈夫だよ」と夫からLINEが来た時はホッとしたのを覚えています。
それ以来夜出かける事に抵抗がなくなり、子供たちも私が夜出かけても「行ってらっしゃーい」と快く送り出してくれ、私がいない事に慣れてきました‥笑
そして、グッドデザイン賞の二次審査は名古屋で行われたのですが、私は泊りがけで行きました。子供を産んでから一人で外泊をしたのは初めてです。

満喫してる~!!

「子供の事心配だと思うけど、満喫してくださいね」
などとメンバーに言われたけど、
特に心配になる事もなく(父親がいますしね)、自由を手に入れた事に小躍り。
心の中で犬井ヒロシばりに
「自由だーーーーー!!」
と叫びました。
母親だからってずっと家にいる必要はない。だって父親もいるんだから。
勝手に自分を縛り付けていたのは自分自身だったのです。
前デは自由になるきっかけを与えてくれました。
あと、前デのイベントやお披露目会に行く時って、
「セミナーがあるから行きたい」とか
「プロジェクトをやっていて、どうしても出ないといけない」
とか言うと、ただ遊びに行くわけではなく仕事のために行くっぽく聞こえるので、夫にお願いしやすいというメリットがあります✨

2.ポジティブになった

これは要因は色々あります。
一つ目は、ポジティブなメンバーと仲良くなり、その人の受け答えや考え、仕事への取り組み方がいいなと思ったから。
ポジティブな人の周りって人が集まるんですよねー。
真似しようと思ったわけではいけど、自然と影響されていきました。
人のいいところや価値観に近くで触れられる事が出来るのはコミュニティの醍醐味だなと思います。
二つ目はプロジェクトリーダーをやっていた時にやる事が多すぎて、細かい事を気にしている暇がなかったから。
「粗ドット絵を作ろう会」など私主催のイベントを時々やっていたんだけど、昔の私なら来てくれる人がいなかったらどうしようとか思って自分主催でなんかできなかった。
でも、やるしかないし、一つ一つ気にしてたら前に進めない。他にもやることあるし、段々麻痺して来て「来なかったら来ないで別に良いか。気楽だし」という思考になりました。荒療治です。
チャットツールのDiscordに何か書いて反応がイマイチだった時も、前だったらいちいち凹んでたけど、凹んでる暇もなかった。自分だって毎回人の書き込みに反応するわけではないし、みんな仕事もして忙しいだろうし…とか思ったら全然気にならなくなった。
あまりにも反応なければ自分でスタンプ押しちゃえというくらい図々しくなったし、noteを公開した時なんてスキがなかったら嫌だなと思ったら自分で押しちゃう。
「人の反応を気にしすぎて動けない」なんて勿体無いと気付いたのかもしれません。
あとはやっぱり、メンバーの反応があったから。自分が会を開催した時に参加してもらえたり、Twitterに反応があったり、noteを書けば感想をくれたり。そういう一つ一つの優しさのお陰で前向きになりました。

3.自分の未来に自信が持てるようになった

プロジェクトリーダーも最初はやりたかったわけでもなかったし、お披露目会も最初は「どうしたらやらないで済むか」を考えていたし、グッドデザイン賞に応募する話が出た時も、実を言うとなんとなく大変そうだし、「仕事が忙しくて今回はあまりお手伝いできなさそうです」と言おうとしていました。
結局は全て「私がやるしかないか」という責任感からやる事に決めたのだけど。
でも、「やるからには絶対に良いものを作る」と覚悟を決めて最後までやり切ったら、自分では想像もしていなかった世界が待っていました。
プロジェクトリーダーとしてやっていた時のことも1年経った今でも
「あの時の自分は本当によくやったな」
と感心します。
そして時々思うのです。
「あの時手を挙げなかったらどうなっていたのだろうか?」
と。
前田さんとLINEしてる時に「粗ドットをダウンロードできるようにしたい」と言われても何も行動しなかったら、DOTOWNはまだできてなかったかもしれない。それか、他のメンバーが作って私は遠くから見ていたかもしれない。
グッドデザイン賞の審査の準備を何もしなかったら、別のメンバーが授賞式に出てるのを見て「いいな~」と思っていたかもしれない。

そういう経験を経て、自分も努力次第でまだまだいけると思えて来たのです。
成功している人は元々の才能やスキルがある人で、自分はそれがないから一生日陰で暮らしていくんだわ‥なんて以前は思っていたけど、
時々いる天才タイプは別として、華々しく見える人も案外普通の人で、きちんと考えて並々ならぬ努力をしているだけなんだと思うんです。
だから、私もこれからもっと考えてもっと努力してチャンスがあったら逃さず、自分のやりたい事をやっていきたいです。

あとは、4月から「目標を語る会」といって先月の振り返りと今月の目標を一人ずつ発表する会を毎月開催しました。
それは私が毎年年始に目標を立てるけど、結局何もしないまま一年が過ぎてしまうので、毎月ちゃんと目標を達成できてるか確認したいからというのが目的で始めました。
途中でやめてしまうかなと思ったけど、毎月約10人くらいの人が参加してくれてみんなそれぞれ目標に向かって何か行動しているのも刺激を受けるし、「これをやりたいけど続かない」と言うとアドバイスしてくれる人もいたりして、想像していたよりも学びの多い会になったため、楽しく続けることができました。
特に嬉しかったのがこの会の会話から、ぺるさんから習慣化を学ぶ会やMaruさん主催のデッサン会などいくつかの会が派生した事です。
そして私もこの会を開催する事で、「自分が主催なのに何もできてなかったら嫌だなぁ」と思い目標を少しずつ達成する事ができています。これも一人だったら確実に出来ていなかった事です。一緒に頑張ってくれる人や見守ってくれる人たちがいたからこそです。

最後に。
この一年は生まれてからの41年間で本当に充実し、成長できた一年でした。
成長して自分を変えるチャンスを与えてくれた前田デザイン室に感謝しています。
前田さん、運営チームのみなさん、そして出会ってくれた前田デザイン室のメンバーのみなさんありがとうございます!引き続きよろしくお願いします。

そして、最後まで諦めずに頑張った自分を撫で回したいと思います☆

※過去の栄光をいつまで語るんだー!と思ってる方もいるかもしれないので、そろそろ控えて次の栄光を探す旅に出ます~~

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