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ハンカチーフください。

愛だの恋だの真剣に考えてしまうのだよ。
そんなもんは考えるだけ無駄なのだよ、と諭されてしまうとトホホとなってしまうのだが生来からの真面目っ子ちゃんであるが故に小難しいことにこそ全力で挑みたくなるのだよ、、トホホ。
いやぁしかし具体的に沢山の愛の形をデータベース化して分析するに(主にNetflixやアマゾンプライムなど)結局はさだまさしの名曲『恋愛症候群』の歌詞に全ての答えが記されているのだ。
…あれ、木綿のハンカチーフじゃないの?
ばかもん話しを最後まで聞かぬか、ええか、若者よ、あと木綿の姉ちゃんも。君らが話しているのは「恋」なんだよ。わかるか、私が必死に考えているのは「愛」なのだよ、わかるか?
「恋」と「愛」の違いをできるだけ多く10秒以内に答えなさい、よーいスタート!
…ええっと、、
○字画が違う
○音が違う
○まろやかさが違う
○責任感が違う
ブブーッ、タイムアップです。
こんなもんに正解はないのだが、必死に考えて「まろやかさ」とか言っちゃうあたり可愛げがある人間なので高く評価しよう。
…んん、つまり「求め続けていくものが恋、恨むのが恋、与え続けていくものが愛、変わらぬ愛」この一小節にすべて含まれているのだ。
いいか、諸君、君は好きな人になにかを求めていないか?自分の理想の人間になってほしいと心から願っていないか?その時点で君がしているのは「恋」なのだ。自分を見てくれていない、自分に興味を持ってくれないことを恨んだりしてはいないか、その時点で「恋」なのだ。
「愛」は違う。「愛」は相手に与えるものなのだ。ギブの精神ギブギブキブ、だから相手に変化を求めない。相手に欠点があろうと無理矢理直そうとはしない、そのままでいい、そのままのあなたを個性として全力で受け入れ受け止め、沢山の思いを注ぎ優しさを与える、それが「愛」なのだ。
名曲、木綿のハンカチーフに出てくる木綿の姉ちゃんは東へと旅立つ木綿の兄ちゃんに「変わらないで」と求めた、木綿の兄ちゃんは木綿の兄ちゃんで「都会で流行りの指輪を送る」ことで愛を与えているように見せかけて実は自分に見合う都会的女性になってほしいと求めた、そんな「恋」をした二人のすれ違いを描いた歌詞なのだ。だから「愛」の歌詞ではないのだよ、わかるかね、木綿の兄ちゃん。
あーだこーだ言うてきたけど、結婚や婚約、生涯のパートナーは「愛」をベースに考えなくてはならない。そして結婚をして幸せになっている友人や数々の作品(主にNetflixやアマゾンプライムなど)を参照にして考えてみた。
「愛」が成立するためには、以下の二つしかないのではないか、と。

ひとつ、、
「この人と居れば何があっても大丈夫」という絶対的安心感を与える。
ふたつ、、
「この人私が居ないとダメだ」と絶対的母性をくすぐる。

この二つしかねぇんだわ、いやまじでまじで。
上記の二つ以外に幸せな愛の形が見つからないんだもん。じゃあ僕の場合どうか、18から一人暮らしでカツカツながらも孤独に生きれてしまっている、夢を追い求めながらバイトに明け暮れ必死ながらも贅沢ではないが生活はできてしまっている。じゃあ「私が居ないとダメだ」パターンは難しい。生きれてしまっているからね。じゃあ一択だよね、パートナーに絶対的安心感を与える存在にならなければならないのだ、いや、もうその方法以外にないのだ。絶対的安心感を与える存在ってなんだろう、パンダとか?中国に返還される時泣いてる人いたもんね。他になんだろう、タモリさん?夏休みに「笑っていいとも」見たらなんか落ち着いたもんね、なんか大きいものって安心感あるよね、ヨギボーとか。
つまり人間的に大きくなってゆとりがあれば良いんです。そのためには毎日を悠々自適に過ごし、なるべくノンストレスで過ごす、想定外が起こっても落ち着いてゆっくり深呼吸、ゆっくり瞬きをする、そんな猫に好かれるような男になれば良いのです。ああ、なんだ意外と簡単じゃないか、とか考えながら、休みの日は一人でサウナに行って一人でカラオケに行ってとりあえず「木綿のハンカチーフ」歌って、明日からのバイト五連勤に備えて早めに眠るのだ。
…トホホ。

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