おはよう。
冷たい朝の空気を
朝日がまだやさしく包んでいる。

腕枕してくれたあなたを
起こさないように
ベッドを離れた。
心と体の熱が
まだ冷めぬまま
私を淡い色に染めた。

振り向くと
あなたが
抱き締めてきた。

その柔らかな唇に
そっとキスをする。
その耳たぶを舐めた。