おはよう。
雨で濡れる空間に
朝日がゆっくりとやってきた。

あなたの腕枕に
少し心揺れ
体を委ね背を向けた。
あなたは自分に
そっと引き寄せ
この腰に手を乗せた。
弱くそして強く
静かで速いその鼓動が
私に淡く伝わる。

私は振り返り
あなたに口づけをする
淡くて濃い恋色で。