ほぼ週刊「情シス部長のつぶやき」Vol.3【外部委託会社】

【外部委託会社】

情シス部長になってからというもの、やることはマネージャー時代とあまり変わらなくても、量、範囲が広くなり、これまたかなりの労力がかかるもの。

その中の一つに「外部委託会社の管理」があります。

大企業でも中小企業でも、社員だけでは保守運用ができない。ましてやちょっとした開発なんかもままならない状況。

着任前から常駐いただいていた外部委託先の方々が3名。(ヘルプデスク1名に開発保守2名。)

着任後一週間ほどたったある日、彼らと話す機会を設けました。

「今までの役割は?」
→「開発保守全般です」

「今までのレポーティングなどどうしてましたか?」
→「特にしていない」

「?どういう意味か?」
→「我々がシステム運用を回しているから」
と、ちょっと上から目線の回答。

いくら人が少ない、指示が曖昧(ポンコツ元部長)であったにしても、ちょっと感じの悪い対応。

気にしながらも、「あ、そうですか?」と大人な対応して、ひとまず終わらした一週間後、事件が…

準備が終わっていたにも関わらずコミュニケーションツールの入れ替えが進んでいなかったので、会社トップから早急に入れ替えること!との命がおり、では、週明けに展開しましょう、と部員に指示すると…

この外部委託のヘルプデスク担当がものすごい勢いで迫ってきて、
「誰の許可を得て指示出したんじゃ!問い合わせ増えて仕事にならんから、勝手に指示するな!」と。

「ん?誰の許可って、社長からの命を受け、準備ができていると聞いているし確認もした。私が指示したがなにか問題か?」
→「お前が勝手に判断すな!」
「!お前とは、なんじゃ?俺は部長や、誰に言ってるのかわかってるのか?」
→「とにかく勝手に判断するな!」
とそこに、唯一の社員がきて、
「部長、とにかく謝って!」と。
(!?こいつまで頭おかしいのか?)

「意味がわからん。部長指示。準備ができているものを展開する。それだけ。しっかりと週明けから使えるようにすること!」

で、どうなったかと言うと…
特にどうってことなく、ユーザの皆さんは少しは使い方が変わったけど、コミュニケーションツールとしては同じなので、初日だけバタバタしたけど事なきを得ず。すくに落ち着いたリリースとなりました。

いやはや、外部委託の管理も自分よりこの会社のシステムが詳しいだけでこれほど偉そうに物を言うものかと、びっくりとともに、この部署、いかに組織として業務を回せていなかったのか?改めてわかった出来事でした。

それからの外部委託先との付き合い方がどうなったかは…

また、次の機会にでもつぶやかせていただきます…


#情報システム部
#社内SE
#コンサルタントします
#DX
#外部委託先


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?