スキンケアのこと パート1
冷やかしでしか使ったことがなかったエステのクーポンを手に、本気でお手入れを始めることになった。
40歳の頃だったかな。
コメド治療薬が出始める前だったと思う。
若い頃からひどいニキビに悩んだことはなかったけれどいつも1個大きなニキビがあった。
ニキビがシミになって治ったころにまた新しいニキビができる。
年齢とともにニキビ跡が消えるのに時間がかかり1個しかないのにたくさんあるように見えて鏡を見るのが本当に嫌になった。
エステですることはクレンジング、リンパマッサージ、イオン導入、最後にパック。
通うごとに、ニキビとニキビ跡は格段に減って地黒な私でも白いねと言われるようになった。
生まれつきの肌の色は変わらなくても肌のトラブルが減って、なめらかになるだけで白く見えるのだなと思った。
ホームケアではハイドロキノンやレチノールを使いはじめた。
エステ通いはやめたけれど、それ以降ずっとスキンケアにお金と時間をかけるようになった。
あれから15年。
加齢によるたるみはどうしようもないけれど鏡を見るのが嫌だったころのストレスはない。
今もスキンケアは楽しい。
パート2に続く
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