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DAY8最近怒ったこと

マジもんの現在進行形で激怒していることは、残念ながらこの場では書けないこと(いずれ話がまとまったら書きたいと思っている)なので、ここ最近ずーっと怒っていることを書こうと思う。
それはズバリ女性差別!テーマ、でかっ!!!でも世界規模、地球規模で怒っている。

この問題に関しては、そもそも「女性差別は存在しない」と考える人もいれば「差別は存在する」と主張する人もいて様々かもしれない。でも、以下の文章を私は「絶対に女性差別は存在する」というポジションで話を進めていく。
私は、女性差別の存在に気付いたタイミングが明確に存在する。そして、その時以前は女性差別の存在に気付いていなかった。むしろ男女差別は存在しないと主張している側の人間であった。

私が女性差別の存在に気付いたのは、2018年8月。東京医科大学が医学部医学科の一般入試で、受験者側に説明のないまま女子受験者の点数を一律に減点し、合格者数を調整していた問題がきっかけである。

それまで、中学生の頃に級長(学級委員)に立候補するも自動的に男子が級長、女子が副級長になることに疑問を抱かなかった。生徒会長に立候補した時も、事前に先生から「生徒会長は男子がなるから書記で立候補してほしい」と打診されたが、そういうものか。と自然と受け入れた。本業で人事担当との何気ない会話で「新卒を成績良い順に取ると女子ばっかりになるから調整(男子が多くなるように)している」と言われても、業界が男性社会だから仕方ないな。と納得していた。

しかし、2018年の医学部入試不正問題は何故が疑問に思う事が出来た。同年に結婚した事がきっかけ?それとも職場でパワハラセクハラを受けた事がきっかけ?自分でもよくわからないが、とにかくこの問題は怒れて仕方なかった。「私の将来生まれてくる子どもが、もし女の子で医学部を受験したいと思った時に、こんな不遇に遭ってしまったら絶対に許せない」思わず母に思いの丈をぶつけたら、笑いながらこう返してきたのを今でもよく覚えている。「アンタの子どもだったら、医学部に入ろうなんて事にはならないから、そんなに思いつめなくても大丈夫😊」

違う!違う!そうじゃ!そうじゃない!!!!!
その時は「そういう事じゃないんだよ〜!」と言い返すことも出来ずにドッと疲労感が溜まった、と同時に変に頭の中がヒヤッとして過去の自分を思い返した。「もしかして過去の自分も同じような経験してるんじゃないの?」女性差別なんて自分に関係のない話(参政権がないとかの類)だと気にしていなかったけど、気付いていなかっただけで常に私と共にあったのかも…

疑い始めたら、一気に目に入るようになった。「フェミニズム」や「ミソジニー」「インセル」「マイクロアグレッション」といった言葉たち。私はいわゆるツイ廃なので、Twitterで女性差別について発信している方達をフォローして勉強していた。そして、女性差別の存在を確信させる出来事に遭遇する。それが新宿ベルクの炎上だ。

ボリュームあるけど、ほん怖なのでぜひ最後まで読んでもらいたい。この炎上をリアルタイムで観察して、私はやっと女性差別の存在に気付いた。気持ち悪いほどにうざ絡みする人を今までも見てきたが、無意識に女性を相手に選んでいるのがやり取りから見てとれた。
人間の半分が女性。でも、被害者は女性であることが多い。女性は最も多いマイノリティと呼ばれている。30年ちょい生きていて、私は自分の性についてやっと気付く事が出来た。

つまり、4年ちょい女性差別に怒り続けているわけです。まだまだ赤ちゃんフェミニスト。そう考えると、あの時母親に見当違いなことを言われておいて良かったのかもしれない。
ちなみに、私の子どもは2人とも男の子だった。将来医学部に入りたいと思っても点数を引かれる事はないし、生徒会長にだってなれる。普通に働いていれば、同じ働きをしている女性よりも多い生涯年収を稼げるし、昇進・昇格も早い。将来安泰?でも、同時に男性は全犯罪の約8割を起こす性別でもある。親として、絶対に子ども達を犯罪者にならないように育て上げる義務があるわけで、そっちのプレッシャーの方が遥かに大きいと私は思う。


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