フェニックスマネー
一年後に完全消滅する貨幣を5万円づつ2年間毎月全ての国民に配る。それは商品を買って使ったら、時間がリセットされてその貨幣を受け取った相手はまた一年間は完全消滅されない。
こうゆう構造のお金ってデジタル化されれば構築可能だと思うんだけど、これって最強の絶対に回る構造じゃないかな。今みたいなコロナ対策が求められている場面ではこんなことも考えて良いと思う。
364日持っていて、他者に渡すと、死にかけていた価値が、ゼロから誕生して、また364日生き延びる。
これ不死鳥貨幣(フェニックスマネー)って呼びたいな。
燃え続けてる(消滅の危機がある)のに無限の若返り(再誕)を続けることが出来るから、不死鳥なんだよね。
フェニックスマネーで景気が過熱しすぎたら、フェニックスマネーを普通のお金に戻すだけ。発行方法や法律上は硬貨と同じにする。公共事業とか、一時給付金(ヘリマネ)とかはフェニックスマネーでやる。公共事業を受けても溜め込むことが出来ない構造にする訳ですよ。
流動性の罠が起こって、インフラ整備が無駄とかの大合唱が起こった。そこから新自由主義が勃興し無駄を減らせをやってますます金が回らなくなる。流動性の罠は貯蓄のし過ぎじゃないの?だったら貯蓄できない金で、ヘリマネとか公共事業やれば良いんじゃねの。
不景気というのは、モノやサービスが回らない状態であり、日本は本来もっと回さねばいけないのに、貯蓄に走りすぎている。壊さなきゃいけないのは貨幣愛や貯蓄愛だ。使用価値愛を強めろ。モノもサービスも使って初めて価値が生じる。今の日本に必要なのは効率じゃないんだよ!本当にさあ。
結局、経済学という学問が効率しか考えられない糞学問だから、流動性の罠という問題に対処できない。無駄を減らせ、効率を上げろ!とか違う薬ばっかり塗っていて、病気がどんどん悪化し続けている。今、直さなきゃいけないのは無限肥大してしまう貨幣愛や貯蓄愛なんだよ。ボケ経済学者ども!!
一応ゲゼルマネーの変化形として、相手に渡すと使用期限が復活するという構造のお金を考えてみました。ゲゼルマネーは時間と共に価値が落ちていくお金ですが、導入例があります。使用期限がある商品券などはゲゼルマネーの一種かもしれません。極めて長い日本の不況を直すなら、新しい構造を持ったお金を政策として試してみる必要があるかもしれません。
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