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startup hub tokyoにて登壇して気がついたことについての話

先日、startup hub tokyoさんのイベントにて登壇してきました。
雨が降っていてどうなることやらと心配しましたが、100席がほぼ埋まり、最後の最後まで中座する方も殆どおらず、最後まで乗り切れました。
足元悪い中お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
また、お声がけいただいたstartup hub tokyo様と弊社広報に感謝です。

お題は

もう迷わない!Webマーケティング活用術~プロが教える最新事情

といっても、この手のセミナーにて多いドヤ感満載な内容ではなく、僕の失敗談多めかつ、これ知ってるのと知らないので全然違うよ、という内容で約2時間、質問回答含めると約3時間のプログラムでした。

終わってみて振り返ると、「Webマーケティング活用術」というより、Webマーケティング、しいてはマーケティングに必要とされる力を多めにお話した感じでした。

一部内容を抜粋すると、Webマーケティングを行う上で必要とされる力として、

①「理論・常識・言語・数字」 × 「独創性・感性・記憶」
②「数字と事実とロジック」 × 「街を歩く」
③「事実は事実として受け止められること」 × 「人に興味を持つこと」
④「とことん探求する力」

についてお話しました。
①〜②については、左脳と右脳の話です。とことんロジックで考えて、最後はやっぱり過去の経験だったり直感だったりするって話です。
ただ、最初っから直感でいける人はごく少数なので、そこまではひたすら考えると。
で、直感や経験を鍛えるためにもひたすら街を歩いて事象を観察するのが重要ということです。


たとえ話で、飲み会の設定が下手な人は仕事ができない的な話がありますが、遊びが下手な方はマーケティング向かないと個人的には思ってます。何故かと言うと、人が行動してくれる空気を作るのがマーケティングや戦略であるならば、遊びで楽しいことを作ったりやったりすることが出来なかったら大きな規模はそもそも無理でしょと。

③については、人間誰しも思考バイアスが掛かりやすいので、思考バイアスをとことん抜いた形で考えるのと、モニターの中の数字は結局人間の行動の結果なので、人間に興味がわかないとそもそも突き詰められないよということです。ペルソナ設定とそのペルソナをとことん観察するのが大事とも言えるかなと。
④については、トヨタ式じゃないですが、とことん考えろということです。考え尽くすこと抜きに何事もなし得ないだろうと。

あと、セミナーでお話してなくて、大事だなと最近思ってるのが、絶対座標と相対座標の考え方なのかなと最近思ってます。

高校の数学あたりで出てくる話ですね。

要はどこの視点で見るか、ということです。
全体を俯瞰してみるのか、起点を決めて見るのか。KPI設計なんかでほんと重要になってきますが、案外この使い分けが出来ない方も多く。座標設定を間違えると、全体の数字に影響を及ぼします。

興味がある方は、Amazonでそのあたりの話をポチッてみて下さい。

で、セミナーで気がついた点は、いらっしゃった方のスマホ撮影度合いを見るとどこに興味関心があるのかがわかるなということと、やはり失敗談や転ばぬ先の杖的な、これ気をつけないといけない、という話に興味感心がアリそうだということでした。

今回のお話は、やり方とか具体論はほぼ無しで進めたのでそこにフォーカスが集まっただけなのかも知れませんが、やはり成功話ではなくて裏の話に興味を持ってもらえるんだなと思いました。

ある意味、僕のこれまでの失敗してきた経験談(笑)だったので、まさにドンピシャだったのかなと思いました。

しかし、この手の話を突き詰めれば突き詰めるほど、マーケティングってのを単独で話をするのはなんか腑に落ちなくて、戦略論の一環で話をするのがちょうど俯瞰できて良いんだよな、、、と思ってます。ただ、時間がいくらあっても足りないのも事実なのですが。

機会があれば、アップデートしたお話をどこかでできれば幸いです。
ぜひお声がけ下さい!

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