見出し画像

創業97年目。心新たに。

2月11日、これは、紀元節であり、日本の誕生日だ。
西暦は2020年であるが、皇紀では、2680年。その歴史については、語るに余りあるので割愛をするが、実は、それに肖った形で、1923年のこの日、曾祖父・貞吉は会社を興した。

数年前から、この日は墓参りはもちろんのこと、猿田彦の神が祀られる椿大社(三重県鈴鹿市)にて、禊を行っている。今年もしっかりと身を浄めていただいた。

山本宮司の講話では、大きく2つのことに触れられていた。

先祖を敬うこと、そして、無になること。

昨今、葬式に関して、Amazonで手配したり、そもそもお坊さんを招かなかったり、自分自身が誰から生まれてきたのかということをないがしろにしていることに警鐘を鳴らされた。はき違えているのではという。

禊をなぜ行うかについても起源から伝えていただいたが、自己を偽ったり、欲におぼれていたり、それらを人間の性として受け入れ試練をもって、身を浄めていく修行だ。年末に大掃除をするが、自分の中では内面のそれと同じである。毎年秋に、夜通し100キロを歩き、身と心を浄化させることを恒例行事としている。

節分を過ぎ、この紀元節(創業記念日)に境にして、新たな一年が始まる気持ちだ。97年目も、たくさんの人たちに生かされているという感謝の気持ちを忘れず、謙虚に挑戦していきたい。

まくらのキタムラ
北村圭介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?