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モバイルディスプレイ(ThinkVision M14)とノートPCの組合せで作業効率が飛躍的にアップ

LenovoのモバイルディスプレイThinkVision M14を購入しました。

モバイルディスプレイを使って、デュアルディスプレイの作業環境を作り出すことで、ノートパソコンで作業する時の画面の小ささから生じる制約(主に、画面にアプリを2つ並べて表示するのが難しいこと)が無くなるので、かなり作業効率が上がりました。

紙ベースからデジタルベースに資料が移行しつつある最近は、ウェブブラウザで判例検索の結果を開いたり、論文・資料等のpdfファイルを開いて参照しつつ、レポートやメールを書くということが多いのですが、一画面だと、いちいちウインドウを切り替えなければならず、これが結構ストレスで作業効率も悪くなってしまいがちです。デュアルディスプレイだと、片方のディスプレイで資料を見ながら、もう片方のディスプレイで文書作成ということがスムーズにできるので、ストレスフリーで作業できるようになりました。

15インチ前後のモバイルディスプレイは、amazonで検索すると、LepowやEvicivと言った全然聞きなれないメーカーから、2~3万円程度で薄くてよさげなモデルが多数出ていて何を選んだら良いか困るくらい種類があります。

そんな中で私が選んだのは、LenovoのThinkVision M14というモバイルディスプレイです。

モバイルディスプレイを選ぶ時のポイントとしては

・接続端子(USB-C対応か)と電源
・解像度(フルHDか4Kか)
・デザイン(スタンド含む)

が主なポイントとなってきます。私がThinkVision M14を選んだポイントについて以下順に述べていきます。

1 接続端子
 今やUSB-C端子への対応はマストですが、基本的にはどのモデルも入力端子や充電はUSB-Cに対応しています。
 その他、大抵のモデルはHDMI入力にも対応していますが、ThinkVisionはUSB-C入力のみです。私は、USB-C入力しか使うつもりがなかったので、この点は気になりませんでした。

 それより私が重視したのは、電源についてThinkVisionのみパススルー方式に対応していたという点です。

 ほとんどのモバイルディスプレイは、
・電源 → ノートパソコン → モバイルディスプレイ
という流れで、あくまでもノートPCからディスプレイに電力供給することになります。

 しかし、ThinkVisionについては、パススルーに対応しているおかげで
・電源 → モバイルディスプレイ → ノートパソコン
という流れで、モバイルディスプレイからノートPCへの電力供給が可能になります。

「どっちでも大して変わらんじゃないか」と感じる人も多いかもしれませんが、私の想定している使い方としては、モバイルディスプレイは、オフィス(または自宅)で電源に繋いでおいて常置しておき、オフィス(または自宅)にノートPCを持ち込んだ際に、モバイルディスプレイからUSB-C一本だけをノートPCに繋げば、ディスプレイ接続も充電もできる、という状態にすることでした(使うたびにノートPCにいくつも線をつなげるのが面倒なので)。そのためには、このパススルーに対応していることが必須なのです。
 私が見た限りでは、唯一ThinkVisionのみが、これが可能だったので、この点はThinkvisionを選ぶ大きな決め手になりました。

2 解像度
 基本的には、フルHDと4Kのどちらを選ぶか、という点につきます。ThinkVisionはフルHDです。

 もちろん、画像は綺麗に越したことはないですが、映像や画像編集をするクリエイターでない限りは、15インチ程度のモニターであればフルHDでも十分だと感じました。むしろ4Kになると消費電力と値段が上がってしまいます。

 今のところ、ThinkVisionのモニターの解像度等には全く不自由や不満は感じていないです。また、ノングレアでブルーライトカットモードもついています。

3 デザイン
 デザインのポイントとしては
・ベゼルの幅
・薄さ、重さ
・スタンド方式
の3点になると考えています。

 ベゼルの幅については、今やどのモニターもミリ単位まで狭まってきていて、幅が狭ければ狭いほどスタイリッシュで見た目が良くなります

 ThinkVisionは、他のメーカーに比べると若干ベゼル幅はある方ですが、Thinkpadと同じテイストのシンプルで武骨なデザインとピーチスキンの質感もとても良く、所有欲が十分満たされるデザインです。また、パネルの薄さも5ミリくらいで極限まで薄くなっています。

 重さは570gなので、このサイズのモニターとしては軽い方でしょう。

 スタンド方式は、モニターパネルの裏側にスタンドが装備されていて、見やすい角度に調整してモニターだけで自立できるようになっています。他のメーカーのものは、ipadのカバーのような感じのカバー等を別途つけて立たせるタイプのものが多く角度調整も自由にできなかったりなので、この点でもThinkVisionが一歩抜きんでている感じです。

4 まとめ
 以上の通り、Thinkvision M14はディスプレイのスペックとしては突出したものではないですが、パススルーに対応していること、角度調整ができて自立すること、そしてThinkpadを彷彿させるシンプルで武骨なデザインを気に入って、使っています。

 今のところ、今年購入したデジタルガジェットの中で、一番買って良かった物と感じています。

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