結局Thinkpad X1 carbonが今のところ仕事用ではベストのノートPC
これまでmacとかsurfaceとかipadに対する雑感を色々と書いてきましたが、結局のところ、現在の私の仕事のメインパソコンとして使用しているのは、LenovoのThinkpad X1 carbon(2019年モデル)です。
10年前にwindowsからmacに乗り換えたときは、macの美しさや使いやすさに感動しましたが、その後windows10のUIはmacに比肩するほどになり、事務作業用途で言えばwindowsの方が何かと使い勝手が良いと感じることも多くなりました。
私自身、昔は多少不便でも「デザインが正義」的なところがありましたが、歳を取るに連れ、特にパソコンについては
「無駄な作業や手数、不便さを回避して作業効率を上げたい」
という思想の方が強くなり、仕事での使い勝手等を考え、結局windowsに戻ることになりました。
では、なぜ数あるwindowsマシンの中でThinkpadなのかというと、以下の3点がポイントです(なお、いわゆる「スペック厨」ではないので、スペックについてはここでは特に言及しません。)。
1 キーボードの打ちやすさ
2 Thinkpadのアイデンティティであるトラックポイントの使いやすさ
3 マッドブラックの質感の良さとコンサバなデザイン
まず、Thinkpadのキーボードの打ちやすさについてはIBM時代から定評があるようです。
確かに、キーピッチは十分な間隔があり、タイプミスはほとんど起こりません。
また、キーストロークについても、浅すぎず、深すぎずで、適度な弾力があり押しやすくとても快適にパタパタとタイピングができます。
トラックポイント(真ん中の赤ポチ)については昔から賛否両論あるギミックですが、これこそがThinkpadの唯一無比の物であり、操作に慣れればかなり重宝するギミックです。
近年はwindowsもタッチパッドの操作感がmac並に向上しているので、トラックポイントの優位性は無いという論調もよく見かけます。
しかし、トラックポイント操作に慣れれば、ポインタの操作の度にいちいちキーボードから手を話す必要が無くなり指や腕の動作が格段に減ります。そのため、特に電車や飛行機など狭いスペースでの作業などではかなり作業がしやすくなります。今はホントこれ無しでの操作は考えられないくらい便利に感じています。
次に、デザインですが、最近のパソコンは、macbookに追従してアルミ削り出しのギラついたシャープなデザインがトレンドになっていますので、Thinkpadのとてもコンサバなデザイン(悪く言えば地味)が逆に新鮮に感じられます。
macもsurfaceも、どちらかというと機能性よりもシンプルイズベストなデザイン側にかなり振っているデバイスなので、造形の美しさという点ではThinkpadは正直これらのデバイスには及ばないですが、これまたThinkpad特有のピーチスキンと呼ばれる滑らかなマッドブラックの塗装は、指紋が多少は目立つものの質感がとても良く、所有欲も満たされます。
そんなわけで、意味不明に壊れたりとか余程変なことが起きない限りは、向こう5~10年はThinkpad X1を使い倒そうと思っています。
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