旅話・序 哀しみの北京国際空港ターミナル3

空港での長いながい待ち時間をどう過ごそうか考えて、以前から気になっていたnoteのアカウントを作ってみることにした。旅についての話をどこかでまとめようと思っていたのでちょうどいいなと思って。

ちなみにこの話は2023年12月末、北京国際空港で書いています。

トランジットで観光しようとして、時間短すぎ!ダメ!とはねられたんですよね。。三〜四時間くらいで中心部だけ観光しようとしたけど、ダメだった。試しに何時間あればいいのか尋ねたら、出入国審査計四時間除いて六時間以上と言われました(つまり、十時間以上)。基本的に泊まり予定の人向けですね… 年末ということで車も混んでて戻ってこれなくなると。そう言われたらこちらも北京が最終目的地ではないし、そもそも夜着なのに無理に観光詰め込もうとしてたので潔く諦めました。うう。王府井…王府井(教会)だけだから…!と懇願したんですけどね。同様にはねられてた人がそこそこ居たのがせめてもの慰め(?)

しかしこのけんもほろろな服務員の態度、めっちゃなつかし〜〜〜〜!ってなったわ これよ! これぞ中国(就是中国!) と、なんか、興奮しました。別にマゾなわけではなくて、はるか昔に北京に住んでたことがあって…それで懐かしくてね、市内出ようと思ってこのザマですよ(なので一応上記のやりとりは全て中国語です)…

それでウロウロしてたらWi-Fiアカウント発行機発見!

最初に発見した機械は壊れてたので、これは二台目。パスポートのスキャンが必要。

もちろんグーグルやX、インスタなんかは一切見れない。ヤフーはOK、そしてなぜかnoteもOK。待ち時間は七時間ちょい。この哀しみのパワーで書くしかない、noteを。

とりあえず

北京国際空港ターミナル3の様子について

こんなかんじ。アイラブぺイチンという言葉が、北京市内に入ることすら叶わなかったわたしの心に突き刺さる。ごめん北京、今は君のこと、素直に愛せそうにない。

のどが渇いたら水やお湯は飲み放題なんだけど、味がついてるものがいい…と、自販機で飲み物を買うことに。言い忘れていたが私が北京に来るのはおよそ15年ぶり。大陸中国を訪れるのも十年以上ぶりで、その際に僅かに残った人民元を携えてきているのだ!

ほんとは市内出れるならキャッシングでお金下ろそうと思ってもろもろ用意もしてたんだけどね…(哀しみ)

自動販売機。

この自販機のミリンダジュースを昔よく飲んでて懐かしくて…買おうとしたら、自販機前で中国のお兄さんが仁王立ちしてるんですよ。スマホいじりながら。ずっと眺めてたけど3分くらい動かない。何何?わたし買ってもよい?と回り込んだときに、男性の友人らしき人が登場。

友「なにやってんの、行くぞ」
男「買ったのに出てこないんだよ!」

この直後、ごとん、とペットボトルが落ちてきて、男性は無事去っていきました。さすが中国。お兄さんも慣れてる感ハンパない。よし、この自販機はやめよう、と思って別の自販へ。

無事買えた!

…しかし忘れてました、中国のペットボトルのお茶はもれなくド甘いということを。いや甘いのはまだいいですよ、なんかやたらミント強いんですよ。菊花茶ってこんなだっけ… 

だんだん悲哀度がはんぱなくなってきたのでここらで序説を終えとうございます。

我いかにしてnoteを作るに至ったか、ってことです。

あ、でもいいですねこれ、いいかんじに時間潰れますね。書いてる間に空港備え付けのUSBポートで予備スマホ充電してたんですけど、書き終えるまでで5%しか回復してないことも申し添えておきます。出力5V。5Vて。

追記
その後まともに稼働する充電ポート見つけたけど、まるで夏のコンビニの灯りにむらがる虫たちのように人が集ってて、充電ポートの奪い合いでバチバチしてたの、感慨深いものがありました。たしかにスマホの充電は死活問題だもんな… 人が充電してるやつを手にとって「代わって!」と交渉してたひと、それを断わったひと、ガン無視してるひと、見かねて譲ってあげるひと… 面白かったです。

なおこれ以外に何をしてたかというといろいろしてたので、またどこかで追記します

!北京首都国際空港でのトランジット観光は、十時間以上時間を見積もろう。季節・時候・到着時間帯によって容赦なくはねられるよ!





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