英語でことわざを学ぼう〜その2

みなさん、こんにちは。
ことわざの英訳、案外テストや試験に出るので、覚えてほしいです。前回に続き、今回は第2弾でご紹介しますね。

So many men, so many minds.(十人十色)
「人の数だけ心に思っていることは違う、意見は違う」といった意味です。人それぞれ好みも違います。

The early bird catches the worm.(早起きは三文の徳)
早起きの鳥には虫を捕まえるチャンスがあります。Early birdは早起きな人という意味でよく使います。

Out of the mouth comes evil.(口は災いの元)
語順が入れ替わっている、倒置構文です。「災い、悪事が口から出てくる」が直訳になります。

Better to ask the way than go astray.(聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥)
go astrayは、「道に迷って」という意味です。道に迷うより、道を訊いた方がよいという教えです。

Misfortunes never come singly.(泣き面に蜂)
直訳すると、「不幸は単独でやって来ない」となります。不幸を表すのがMisfortunesと可算名詞なんですね。

Don’t teach your grandmother to suck eggs.(釈迦に説法)
「自分の祖母に卵の吸いだし方を教えるな」という意味です。suck eggsには、「ずるく立ち回って甘い汁を吸う」の意味もあります。

When poverty comes in at the door, love flies out of the window. (金の切れ間が縁の切れ目)
直訳すると、「貧困が戸口に入ってきたら愛が窓から飛んでいく」です。in とatと前置詞が続くのが不思議な印象かもしれません。

Love me, love my dog.(坊主憎けりゃ袈裟まで憎い)
私を愛するなら私の犬も好きになって。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」とは逆のアプローチですが同じ意味と言っていいでしょう。

After the storm comes a calm. (雨降って地固まる)
「嵐の後には静けさが来る」という表現です。「嵐の前の静けさ」と出てくる言葉は似ていますが、意味が異なります。

日本と共通すると間違いやすいもので、実は英語圏が由来と言われていることわざも挙げておきます。

Kill two birds with one stone.(一石二鳥)
イギリスのことわざに由来します。

All is well that ends well.(終わりよければすべてよし)
こちらもイギリスから来たもので、シェークスピアの作品名が由来とされています。

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