音楽聴いてお勉強〜ザ・ビートルズ編

洋楽好きから英語が好きになった方はたくさんいらっしゃいます。音楽は国境を越える、そのコミュニケーションは音とフレーズでつながっているようです。何か好きな洋楽はありますか? もし何もなければ、ここで英語の勉強に役立つヒット曲をご紹介しましょう。
 

洋楽好きから英語が好きになった方はたくさんいらっしゃいます。音楽は国境を越える、そのコミュニケーションは音とフレーズでつながっているようです。何か好きな洋楽はありますか? もし何もなければ、ここで英語の勉強に役立つヒット曲をご紹介しましょう。
 
何度か洋楽を聴いているうちに、歌詞が耳に自然と残る曲があります。そんな楽曲が勉強には効果的です。
有名な歌で歌詞を覚えてしまっている、例えばクリスマスソングなどは、そらで歌えてしまうもの。それは何度も何度も聴いて、楽しい思い出とともに記憶に残っているからです。
英語で会話するような歌、語りかけてくる音に耳を傾けてください。洋楽は十分英会話の教材になります。いっしょに口ずさむ、カラオケで歌う、英語の歌詞を感じ取って、声を出してアウトプットしてみてください。
では、どんな1曲がおすすめか、おすすめをご紹介しましょう。
 
イギリスのリヴァプール出身の彼らが、斬新な曲想と歌詞を生み出し、時代を駆け抜けていきます。クラシックの領域に入る名曲ばかりのビートルズから、5曲をご紹介します。
・All My Loving  1963年
聴き取りやすい英語の歌詞は、恋人への思いがストレートに伝わります。サビの部分、くり返しの部分が多く、わかりやすい英語の歌詞は、ポール・マッカートニー作曲の初期のビートルズもの。ポールの心地よいmelodyとrhythm、英語の歌詞でもその心が自然と伝わってきます。
・Lucy In The Sky With Diamonds  1967年
とても抽象的な歌詞なのですが、耳に心地よい英語の1曲です。スローなボーカル、ハーモニーから、アップテンポのサビまで楽しめます。ビートルズ絶世期のサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドの中の1曲で、このアルバムは有名なロンドンのアビーロードのスタジオで収録されました。当時のサイケデリックなアートを、歌の世界で体現したような1曲をお楽しみください。
・Penny Lane  1967年
この歌詞を聴くと、ビートルズが哲学者のように感じられます。このペニー・レインという街の様子、ひとつひとつのフレーズが絵のように浮かびます。歌われている床屋はまだ残っているようですが、子ども時代の記憶が、このペニー・レインのなかでしか残っていない切なさも伝わってきます。このタイトルとスペルは違いますが、小雨という意味のペニー・レイン。小雨の中に煙る街が見えてくるような歌です。
・Let It Be  1970年
一度は聴いたことがある名曲です。この歌詞にはいつも励まされます。なるようにしかならない、水が落ちるように流れに身を任せようという気持ちにさせられます。全盛を誇ったビートルズの時代が、そろそろ終わりに近づいてくる、そんな思いがよぎります。教会で心穏やかに神の声を聞いている気持ちになってきます。
・The Long And Winding Road  1970年
先の見えない時代、今を予感したような歌詞です。ポール・マッカートニーの歌声が心に染みてくる1曲。長く曲がりくねった道の先に、私たちは何を見つけるのでしょう。この歌は残念ながら、ジョン・レノンとポールの別れにつながっていきます。あたりまえに楽しかったことはもう終わり、それでも先に進まないといけない気持ちにさせられます。ジョンはちょうどこの10年後凶弾に倒れます。この時代を知っていた人も、まるで知らない人も心が動かされる歌の内容を噛みしめてください。
 

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