山形を代表する観光スポット〜その2

みなさん、こんばんは。
ふるさとの山形の観光について書いていたら、「あそこも紹介したい、こちらも紹介したい」と止まらなくなってきました。というわけで続編です。まずは有名なあのお寺から。

山寺
「山寺」の通称で知られる「宝珠山立石寺」。奇岩怪石からなる山全体が修行と信仰の場になっており、登山口から大仏殿のある奥之院まで1時間ほどの道のりのそこかしこに、絶佳の景観が広がります。 俳聖・松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の名句を紀行文「おくのほそ道」に残したことでも知られています。

1015段もある長い石段を登って奥之院を目指すのが王道の参拝ルート。石段は登ることにより煩悩が消滅すると言われている、ありがたい修行の石段。修行とはいえ、途中には句碑などの史跡や絶景が広がるスポットなど見どころがたくさんあり、知的にも感覚的にも楽しみながら登ることができます。勾配があるので、途中でくじけそうになりそうな方もいるかもしれませんが、絶景が待ってますよ!
まずは登山口からほど近い場所に位置する「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」へ。国内最古のブナ材木造建築とされ、国の重要文化財に指定されています。「弥陀洞(みだほら)」は、雨風に削られた岩壁に仏の姿を見つけることができた人は幸せになれるとされるパワースポット。邪心を持つ人がくぐらぬように2体の仁王像がにらみをきかせている「仁王門」を過ぎ、「開山堂・納経堂」へ。雄大な山々を背景に赤い納経堂が巨大な奇岩の上に建つ様は、山寺を代表する眺めです。能の舞台のようなお堂の奥から田園風景を見渡せる「五大堂」も山寺随一のビュースポット。最終地点にあたる「奥之院・大仏殿」は悪縁切りのご利益があるとされています。
門前町では「山寺力こんにゃく」をはじめ、「さくらんぼソフトクリーム」「だしそば」などの名物グルメもお楽しみいただけます。

天童温泉
山寺から車で15分程度と近く、県内でも有名な温泉です。天童市は、将棋駒の生産量日本一。天童温泉では毎年のように竜王戦などのプロ棋士のタイトル戦が開催され、将棋ファンが訪れる聖地のひとつともなっています。そのため、将棋駒のモチーフにしたデザインが、歩道・足湯・マンホール・橋などあちらこちらに見られます。将棋駒を探しながらユニークな温泉街散策を楽しみましょう。将棋駒に筆で文字を記入する書き駒体験も人気(要予約)。駒工人の技が光る将棋駒がずらっと並ぶ天童市将棋史料館も必見です。
季節ごとのお楽しみも盛りだくさん。春には温泉街近くを流れる倉津川のしだれ桜がライトアップ。6月中旬からはさくらんぼ、8月中旬からはぶどう、9月下旬からはりんごと観光果樹園が次々とオープン。11月にはラ・フランス食べ放題のマラソン大会が開催されます。6月~9月には「全国くちびる美人コンテスト」が開催。天童温泉の宿泊者は老若男女問わず誰でも参加OK!備え付けの応募用紙に口紅をつけて唇の形を押して応募完了。くちびる美人の称号をもらえるチャンス到来かも!?温泉は、無色透明のさらりとした肌触りの硫酸塩温泉。ナトリウムとカルシウムを多く含み美肌効果が期待できるとか。縁結びで有名な若松寺、山寺の愛称で親しまれている立石寺まで車で約10分、蔵王連峰の噴火口お釜まで車で約1時間と、人気スポットへのアクセスも抜群。山形観光の拠点にぴったりです。



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