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十二月二十九日

帰路 2日目(2019.12.29): 
山形-宮城(-岩手)-青森[船中泊]

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またしても朝寝坊。電車の接続で予定していた弘前へ向かうには間に合わないことがわかり、ルート変更を決め、楽しみにしていたホテルの朝食をゆっくり味わう。山形名物の芋煮は勿論、カレーも美味しく、つい食べ過ぎた。
料理も評判通り、サービスも余計なところがなく心地良い挨拶で、良いホテルだった。


【陸羽東線】

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予定変更で向かった先は鳴子温泉。宮城は毎回仙台でずんだを食べるのみで、はじめてゆっくり観光することになった。

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知名度がありながらも鄙びた良い雰囲気で、しばらく散策。
見るまで特に興味のなかったこけしが思いの外面白く、お店を巡っていたら温泉へ入るタイミングがなくなっていた。

モダンでおしゃれなこけしや有名作家の変り種なども面白かったけれど、実際に見て魅力を感じたのは、有名ではないけれど確かに作者の銘の刻まれた、一つひとつまさしく違ったなかでの一体だった。初めに見たお店で心に残り、一周巡って買いに戻ってきた。

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こけし職人さんが開いているお店で、作業場が外から見えるようになっている。中からもとても味わいがあり、「仕事場を撮影させてくれませんか」とお願いしたところ、快諾して下さり、「作っているところも見るかい、窓も開けよう」と、製作の様子も見せてくれた。

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鳴子のこけしは頭と胴体が分けられており、回して遊べるようになっていること、職人はまず削り出す道具から自分で作ること、伝統こけしは絵付けまで自分の家で完結しなければならない決まりがあることなど、先日出張講座で東大へ出向いたというご主人、落ち着きのある話ぶりで、作業を見せながら教えてくれた。
買い物だけでは知り得ない楽しみ。良い出会いを、ありがとうございます。

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【陸羽東線-東北本線-IGRいわて銀河鉄道-青い森鉄道-八戸線】
「こけしの岡仁」のご主人からいただいた、材料に割れがあったりすると作り変えるという独楽をお供に、東北本線へ向かう。

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ここまでの道はどこも例年よりもかなり雪が少ないようだった。ほとんど土が見えていて、田んぼには白鳥の群れが来ていた。
鳴子温泉を出てすぐに、車窓からカモシカを見た。証拠写真も撮れなかったけれど、初めてでとても驚き、嬉しかった。

小牛田駅で東北本線へ乗り換え北上していく。盛岡より先の第三セクター路線へ入ると乗客はぐっと減るのだけれど、今回は八戸からのフェリーの客がとても多かった。
フェリーターミナルへのバスもぎゅうぎゅうで、船内もとても賑やか。過去2回ではこんなことはなかったけれど、どうやら高校の部活などの団体客が多いようだった。大浴場もシャワーの順番待ちができているほど。

八戸-苫小牧は8時間ほどの船旅だけれど、寝心地も良く移動もできるので、よく利用している。この日は個室が取れず、学生の頃以来の雑魚寝の二等室で不安だったけれど、席は指定でロッカーもあり、50Lのザックが斜めでなんとか入るほどの大きさで、助かった。部屋は団体客とは離れており、思いの外快適に寝ることができた。津軽海峡は渡らず、冬も穏やかな太平洋で北海道へ。



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