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BLとギリシャと大根

Wikipediaのランダムページ機能をご存知でしょうか?

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こうしてランダムに出会った記事を紹介します。

本日の記事は「大根刑」。

大根刑

大根刑(だいこんけい、古代ギリシア語: ἀπο-ραφανίδωσιςῥαφανιδόω )は、古代ギリシアのアテナイなどで行われていた姦淫罪に対して肛門に大根を強制的に挿入する体罰である

みなさん、食べる大根はお好きですか?煮物にしたり、大根ステーキにしたりで汎用性が高く、僕も大好きです。(豚バラ大根おいしいですよね)

では、挿れる大根はお好きでしょうか?


大根刑とは文字通りケツに大根を挿入する刑罰のことです。

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肛門に大根を挿入される人のイラスト(男性) ※コラ

まぁ現代日本でやったら残虐刑で憲法違反ですけどね。
この大根刑、姦通罪や乱交、結婚前の性交なんかの性的な罪に対して行われました。そして大根をブチ込むだけでなく、陰毛を焼き切ることも同時に行われました。男の無毛に需要はあるんですかね?僕はないと思います。

つまり性的な屈辱と痛みを同時に与えることで二度と同じことを繰り返させないようにする訳です。
古代ローマでは公開処刑が主流でしたので、家族にも職場の人間にも友達にもNTった相手にも見られた状態で出し入れされるんですね。
これはつらい。

まぁここまでは普通の刑罰なんですが、興味深いことが1つ。

それは古代ギリシャでは同性愛が盛んであったということ。


「国家」やイデア論で知られるプラトンは著書「饗宴」で「美しくて理性的な少年だけが賞賛にふさわしいよね(意訳)」と述べています。
当時アテネではオリンピックが盛り上がっていて、スポーツに市民は熱狂していましたが、そのスポーツ界では思春期前の少年を「指導」するのが当たり前になっていました。えっちだ。
つまり、自分を尊敬してくれていてヒーローにしてくれる少年の唇を奪い抱きしめていたところに知らない男がやってきて最愛の人をガツンガツンやっているわけです。こりゃもう絶許ですよ。公衆の面前で男にとってもっとも屈辱的な姿であるメスイキ姿を、しかも野菜によるものをさせてやるしかなかったんですね。

ショタ側からしたらどうでしょう。いくら間男と言えどもスポーツの世界では優秀なヒーローな訳ですよ。だからこそ体を許したし、恋人を裏切った。そんなヒーローがどうでしょう。神妙な顔の執行官に大根を突っ込まれて喘いで喘いで陰毛を焼かれてメス顔を晒している訳です。これは幻滅どころではありません。こんな男の何を好いていたんだろう。虚しいねぇ。そしてもう誰も自分を認めて愛してくれる人はいない。

いや!!一人います!!!
元の彼氏です!!!

こうして平和な関係を取り戻すためにもこんな破廉恥な刑罰が用意されていたのです。

間男はイキ顔を全市民に晒した上で生きていかなきゃなりませんからね。一説によると大根が腸内で砕けて死ぬケースもあったとかなかったとか。

間男くんには是非とも腸内環境を改善するギリシャヨーグルトをバクバク食べて欲しいですね。そんなにヨーグルト食べたらショタみたいに白いおしっこが出ちゃうよおと言うのかも知れませんが。



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