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【クマ活】「とれんベア」を寄付いたしました!

北こぶしリゾートが取り組むヒグマとの共存を目指す「クマ活」では、皆様から頂いた募金やオリジナルグッズの売上などの一部を「クマ活基金」として集め、ヒグマ対策ゴミステーション「とれんベア」設置への寄付をしております。
2023年度にとれんベア1基分の寄付を行い、11月17日にウトロ内に設置が完了致しました。

設置したとれんベアと、知床財団事務局長 高橋様と弊社社長桑島(撮影日:12月18日)

ヒグマ対策ゴミステーション「とれんベア」とは…

ヒグマ対策ゴミステーション「とれんベア」は、ヒグマに壊されない(=中のゴミをヒグマに食べられない)強度と仕組みを持っており、人の出すゴミにヒグマが餌付くことを防ぎます。2023年12月現在では、知床ウトロにしかなく、10基設置されています。

~クマ対策ゴミステーションの特徴~
・2㎜厚の鋼材を使用した頑丈な構造となっており、ヒグマがたたいても、ゆすっても壊れません。
・突起がない構造のため、クマの爪が引っかからず、壊そうと思っても力が入らなくなっています。
・扉はロック式になっており、人間にしか開けられない構造になっています。

とれんベアについては、シティ環境様のWEBサイトからもご覧ください。

皆さまからのご支援を!

クマ活を実施するにあたり、参加者の皆さまから「協力金」を頂戴しております。また、北こぶしリゾートのオリジナルグッズの売り上げの一部も「クマ活」の活動資金として頂戴しております。

2023年からは「クマ活募金箱」を北こぶし知床ホテル&リゾートとKIKI知床ナチュラルリゾートに設置し、皆さまからのご支援を頂戴しております。

北こぶし知床に設置している「クマ活募金箱」

北海道コンサドーレ札幌様からのご支援「PROJECT179」

北こぶしリゾートがクラブパートナーとなる北海道コンサドーレ札幌様が行う、北海道の地域活性化に貢献するプロジェクト「PROJECT179」に取り組み、2023年春には還元金を斜里町へ贈呈いただいておりました。こちらについても、今回のとれんベア設置に活用させていただきました。

北海道コンサドーレ札幌 コンサドーレ・リレーションズチーム・キャプテン 河合竜二様(右)、公益財団法人 知床財団 事業部長 山本幸様(左)、弊社社長桑島大介(中央)

北海道コンサドーレ札幌様からは、河合竜二様をはじめ、2019年から多くのスタッフの方にクマ活にご協力いただいております。この度の「PROJECT179」還元金を、クマ活基金と合わせ、1基分のとれんベアを寄付するという形で進めさせていただきました。

2021年9月パトロール・ゴミ拾い
2023年5月草刈り
2023年5月クマ端会議 クマ活運営の学生ボランティアとコンサドーレの皆様

ウトロの町に「とれんベア」を設置!

知床財団様へ寄付させていただき、とれんベアの発注から設置までをお願いさせていただきました。クマ活で毎年5月に草刈りを行っている夕陽台の湯付近(KIKI知床ナチュラルリゾート正面玄関すぐ)のゴミステーションを、既存のものから「とれんベア」に交換するということで、進めていただきました。
2023年11月17日に無事に設置が完了し、地域住民の方の使用も始まっています。

2023年11月17日の設置の様子
今後、クマ活ステッカーも貼り付ける予定です。

※地域住民がゴミの捨てのために使用するゴミステーションのため、該当する地域住民以外のご利用はできません。

今回の設置については、知床財団様の活動ブログからもご覧いただけます。

今後も、皆様からのご支援をもとに、知床におけるヒグマとの共存に向けてアクションを起こしていきます。


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