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【とびだせクマ活】札幌の「mountainman」でクマ活しました!

ヒグマとの共存を目指す「クマ活」。普段は知床ウトロ地区で活動をしていますが、今回初めて地域をとびだし、札幌のmountainmanで活動を行いました!

参加者15名ほどと輪になって自己紹介から始まり、クマ活スタッフからクマ活についてのお話をしました。
知床の豊かな自然の中にヒグマが多く住んでいること、観光のお客さまや訪れる皆さんにとってヒグマの存在はとても特別ですが、地域に暮らしている私たちからすると生活を脅かす存在でもあること。市街地侵入やエサやり・過度な接近など人側の危険行為など、知床で起こっているヒグマ問題について、その中で、クマ活では草刈りやゴミ拾いの活動をしつつ、このような普及啓発活動にも力を入れていることもお話ししました。

ワークショップでは、「自分自身が、ヒグマのことをどう思ってる?」や「もし自分が○○(農家やカメラマン)だったら、ヒグマのことをどう思う?」などをテーマに、それぞれが思い描いているヒグマについてみんなでお話しをしました。
今回、ヒグマの調査に携わっている方が多かったからか、「知れば知るほど魅力的!」など、一般的にはなかなかでなさそうな意見が出たのが印象的でした🐻


そのあと、実際にクマ活のメイン活動である「草刈り」を実施!mountainmanのレストランで出す野菜を育てる畑のすぐ裏にある、森と畑の境目を、より見晴らしをよくするために草刈りをしました。

真駒内は、札幌から電車で20分ほどでアクセスできる住宅の多い街でありながら、自然との距離が近い場所でもあります。自然が身近である分、毎年のようにヒグマが目撃され、今年も住宅街でヒグマの目撃があったようです。

近くの豊平川河川敷では、毎年草刈り活動が行われています。

札幌・真駒内は地域としてクマの出没が比較的多い場所ではありますが、mountainman周辺ではあまりないそうです。ですが、山一つはさんだところには目撃情報があり、いつ出てもおかしくない状況…。
草を刈り見晴らしをよくすることや、人が活動することによってその匂いが付き、ヒグマにとって居心地のよくない場所にすることができます。

草刈りが終わった後は、クマ活お決まりの集合写真を撮りました!

初めての「とびだせクマ活」でしたが、知床とは異なる距離感でヒグマと向き合う皆さんとお話しでき、また雰囲気の違った、でもいつも通りの楽しいクマ活でした!
活動するにあたって、草刈りする場所をどこにするかから考えたり、今一度「ここはクマにいてほしい場所なのか、そうじゃないのか。」と話してみたり、クマ活をやる中で大切なことを考える時間になったと思います。

今回、クマ活を行うために場所をお借りしましたmountainmanさん、ありがとうございます!森の中でお食事とともに、素敵な時間を過ごすことができます🍃(なんとサウナも!)

今後とも北こぶしリゾートはクマ活、知床をつづけていく活動に取り組んでいきます!



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