"Failed to personalize the software update. Please try again." で更新できないMacをApple Configuratorを使って復活させた話

こんにちは、こんばんは、kitakkunです。

私は現在メイン機として MacBook Pro 16 (M2 Pro) を、サブ機として MacBook Air (M1) を使っています。しかし、サブ機で使っていた MacBook Air を久しぶりに引っ張り出したところ、OS更新ができない不具合を放置していたことを思い出しました。

具体的には、OS更新をしようとすると次のようなメッセージが出ます。
"Failed to personalize the software update. Please try again."

Apple公式のガイドで紹介されている手順のうち、セーフブートからのインストール、ディスク修復後のインストール、macOS Recovery からのインストールを試したのですが、どれもうまくいかず。

Reddit の掲示板を色々漁っていたところ、どうやらDFU周りで不具合が発生しているとのこと。また、ある方が Apple Configurator を使って解決したよという書き込みをされていたので、そちらを試してみることに。(書き込みがどこにあったか記録を忘れてしまい見つかりません😇)

Apple Configurator

Apple Configurator とは、主に企業や学校など大量のデバイスを簡単に設定することができるユーティリティです。

まあ詳しいことは知りませんが、macOSの復元とかもできるとのことで、今回はこちらを使って更新できなくなってしまったMacBook Airを復活させます。

必要なもの

  • 復元したいMac(OS更新ができなくなったMac)

  • Apple Configurator を実行するMac

Macがもう一台必要になることに注意です。

手順

注意⚠️ 以下の手順を行うと復元対象のMacのデータが完全に消去されます。事前に必要なデータは外部へバックアップしておいてください。

  1. Apple Configurator を、今回復元対象のMacとは別のMacにインストールし、起動しておきます。

  2. 復元対象のMacとApple ConfiguratorをインストールしたMacをUSB-Cで接続します。

  3. 復元対象のMacの電源を落とします。

  4. 復元対象のMacで「電源 + 右Shift + 左Control + 左Option」を10秒ほど長押しします。その後「電源」ボタンを押したままにしてApple ConfiguratorにDFUのアイコンが表示されるまで待ちます。参考→https://youtu.be/i5xmA3lDz3g?si=Lu37560LVcxxScFE&t=145

  5. DFUのアイコンをクリックして詳細画面に飛び、Apps タブを開くと Restore というボタンがあるので復元を実行します。

  6. あとは待つだけ

完了すると復元されたmacにActivate Macという画面が出ると思うのであとは指示に従って設定していけば良いです。

まとめ

OS更新の際に発生する今回のようなエラーは、原因がはっきりせずまたネット上にも確立された対処手順が存在しなかったため、手こずりました。人によって原因はまちまちで、私のやり方が必ずしもあらゆるMacに対して有効であるという保証はありませんが、当記事が同じ悩みを抱えている方の一助になれば幸いです。

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