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焦点と笑点

 皆様、お疲れ様でございます。今日は、「海の日」ですね。「海の日」の意味をネットで調べてみますと「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日」とされている様です。海洋国の日本にとって、海が大切である事は分かるのですが、それはどこの海洋国にとっても同じですので、祝日にすべき日本固有の「理由」が何なのか、少し不思議な気がしています。

 ところで、金融の世界の「金利」、「為替」、「株価」といったものには、一般的な相互関係があります。一般的にある国の「金利」が上昇すると、その国の通貨は買われやすくなります。世界の投資家にとっては、その国の通貨で運用する事のメリットが「相対的に上昇」する為ですね。日本であれば、「円高」に繫がる訳です。一方で、「金利」の上昇は、「株価」の下落を招く側面があります。「金利」というのは、お金の「貸し借り」における「約束事」ですから、上がるのか下がるのか保証が無くてギャンブル的な要素の強い「株価」と異なり、「金利」という「儲け」を得られる「確実性」はかなり高くなりますので、投資家は「株式」を売って、「金利」で「儲け」を得られる「債権」を買うメリットが「相対的に上昇」します。ですから、「株安」に繫がり易くなります。また、企業にとっての設備投資や、個人にとっての住宅購入などの大きな買い物に関しては、僅かな金利の上昇でも絶対額としての金利負担は大きくなりますので、そうした行動を抑制して景気を冷やす効果もある事から、これも「株安」に繫がり易くなります。

 実際に、昨年(22年)の末に、日銀の政策決定会合で「長期金利」の上昇が僅か(たったの0.25%)に許容されただけでも、当日の株価は大きく下げました(下記のYahooリンクをご参照)。

「三井住友信託銀行」さんのサイトより引用

2022年12月の日経平均株価:指数リポート:日経平均 読む・知る・学ぶ (nikkei.co.jp)

 「焦点」は、今月(7月)の27日と28日に開かれる日銀の「政策決定会合」です。この会合での決定には、「要注目」です。

 皆様は、「金利」は、どのようになっていくと思われますでしょうか?筆者には、「上だ!」と思われるのですが。

植田和男・日銀新総裁を正式決定 国会が同意、学者出身は戦後初:朝日新聞デジタル (asahi.com)


「鬼滅の刃」「柱稽古編」「政策決定会合」「金利」

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