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パブロフのチャイム

 皆様、お疲れ様でございます。「パブロフの犬」っていう言葉は、精神的な「条件反射」を示す言葉として有名ですね。これは、ベル鳴らしてを犬に餌を与え続けると、実際に餌を与えなくても犬が唾液(よだれ)を分泌するようになった実験を行ったパブロフ博士の名前に由来して使われる様になった言葉ですね。我々が日常生活で接する「チャイム」というものも、この様な「条件反射」を促す様な目的で使われているのでしょう。ベルは、けたたましい音が鳴り、人間に不快感を与える側面がある事もあって、現在は、火災などの非常時以外は「チャイム」が用いられる事が多い様に思います。

 「チャイム」と言えば、代表的なものには、学校のチャイムがありますよね。筆者は、「チャイム」というと、尾崎豊さんの「卒業」という曲をついつい思い出してしまいます。「チャイムが鳴り教室のいつもの席に座り…」というフレーズは、尾崎豊ファンならずとも、皆様の中にも耳にされた方はおられるのではないでしょうか。学校があまり好きでは無かった筆者にとって、チャイムは、「拘束」と「解放」の象徴でした。始業のチャイムは、心の暗くなる「拘束」の始まりであり、そして終業のチャイムは「拘束」から「解放」される時間の合図であり、「解放」が大好きな筆者にとっては、終業のチャイムは「心の自由」の時間の始まりでした。企業などでは、「キンコーン、カンコーン」という学校の様な単調な「チャイム」では無く、音楽を用いているケースも多いですよね。

 最近、このチャイムに関して、長年、東海道新幹線の車内チャイムとして使われてきた曲が終了になるという「ニュース」が入っていましたね(以下のリンクを参照)。

TOKIO車内チャイム 名残惜しむ声 - Yahoo!ニュース

 「ジャニーズ事務所」「元ジャニーズ」の関係では、色々とゴタゴタが続いている様ですし、このチャイムの様に「元ジャニーズ」の方の曲が終了してしまうのは非常に残念です。何か「時代の節目」の様なものを感じずにはいられません。東海道新幹線に乗って新しいチャイムを聞いても、当面は、「AMBITIOUS JAPAN!」を思い出してしまいそうですね。「ジャニーズ」「元ジャニーズ」の方々にも、「噴出する問題」を乗り越えて更に活躍して頂きたいと思います。




「鬼滅の刃」「柱稽古編」

「ジャニーズ」「クラーク博士」「パブロフの犬」

「不思議な音楽祭」  「詰将棋」


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