固定資産業務のまとめ_簡易版

固定資産業務の簡単なまとめ

初めに

固定資産の業務に詳しい人って少ないですよね。

大体、ある程度までは大企業といえど担当者は一人だけ。

これでどうやって業務回してるの?1月とかにその業務はさすがにきつくないですか?と思うこともしばしば。

そんな固定資産の業務をわかりやすく、簡潔に説明することを目指して記事を記載してみようと思い立ちました。

※本当に概要だけ理解してもらえるように簡潔に記載しています。
リースや資産除去債務、建設仮勘定などの記載はありません。

業務の流れ

固定資産業務

①固定資産の取得

固定資産の計上にあたり、社内にて取得の申請を行い、その後承認を経てシステムに登録を行うというのが一般的な流れです。

支払などは固定資産担当者が実施することは限りなく少ないので、ここでは記載していませんが、財務担当者などが処理を実施します。

②各種変更処理

固定資産の管理の処理です。

固定資産は保管場所などをしっかり管理しておかないと、後々の資産税申告などで困りますので、きっちりと管理します。

会社で資産の棚卸とかやっていたりしませんか?
それもこの処理の一環です。

あとは資産の売却や除却、資産の遊休といった処理などがあります。
(特殊な例としては償却方法の変更などもあります)

③償却

計上した資産の場合、費用化できる金額っていうのが決まっています。
月に一度、この計算処理を実施します。

さすがにこれは詳しく知りたい人がいそうなので、別記事をどこかのタイミングで記載しようと思います。

④仕訳計上

①~③までで発生した仕訳を実施します。
月に一度、一般会計に連携することが多いため、月次処理として記載しました。(会社によりますが。。。)

⑤資産税申告

毎年1月に実施する税申告です。
償却資産に対する税申告になります。

資産が設置されている場所に基づいて申告先が決定されます。

申告方法は書類による申告と電子申告の二種類がありますが、固定資産を管理するシステムを保持している場合、電子申告で実施しているケースが多いです。

⑥法人税別表16

法人税申告をするときに同時に提出する書類の準備です。

決算日の翌日から2か月以内に提出する必要があります。なので大体4月に実施することが多いですね。

最後にお知らせ

システム導入にまつわるポイントは☟にまとめてあります。

有料記事で、文字だらけですが今までの導入経験に基づいてまとめた記事になります。

固定資産導入をしないといけなくなった方は是非どうぞ。


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