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Webライターはスクールに行くべきか

「そんなことは自分で決めろ」と突き放してもいいんだけど、私がWebライター初心者だった2年前にとあるぼったくりサロンに100万円だまし取られそうになった経験を振り返るとそうもいってられないので…

独学で2年間Webライターをやってきた私の持論をお話しようと思います。

たった2年の経験ででしゃばるなと思った人はブラウザバックしていただいて結構です。経験年数でマウント取る人と私の考え方は合わないので。


迷ったら独学

スクールに通いたいなら通っていいし、ぶっちゃけると通ったほうが稼げるまでの時間は短くなると思います。

ただし「まともなスクールを選べるなら」という前提がつきます。これ、初心者にはかなりハードル高いです。

✔副業で稼いだことがないor失敗してる
✔本業でも全く評価されてない

副業をはじめる前の私を含めて、負け組がいい商材を見分けられるとは到底思えません。実際に、私も100万円だまされかけてます。

厳しい言い方をすれば、いいスクールを見分けられるならWebライターになる前にブログやら何やらで稼げているはず。それすら失敗している時点で情弱としかいいようがないし、情弱がいいスクールを見分けられるならその人は情弱ではないはずです。

※2年前の私も情弱でした。だからだまされかけています。

ちゃんとしたメンターがいて、メンターに導かれた場合は別ですが、情弱のモノサシで選んだスクールが当たりの可能性は限りなく低いでしょう。情弱をだますためのスクールは複数あるわけですから。

実名を出すと営業妨害になるので絶対に出しませんが、「あーあの悪名名高い○○か」って言いたくなるほど酷いスクールはあります。実際に廃業したところもあったよね?

Webライターなんて最終的には書かなければ上達しない部分もあるので、スクールはモチベーションの維持?にしか役に立ちません。

独学、または情報商材を買って学ぶほうが100倍マシだと思います。

独学のメリット

私はWebライターとして独学で2年間活動しただけでなく、前職は記者でも編集者でもありません。メディア運営企業の出身でもありません。

完全未経験からはじめた私が感じる独学のメリットは3つあります。

①どんな指示にも柔軟に対応しやすい

私に限らず独学でやってきた人たちは、良くも悪くも型がありません。教えられたものがない分、正解を知らない強さがあります。

クライアントワークでは、100%間違った指摘以外はクライアントの主張が正義です。あからさまにおかしいことには真向から反論しますが、そうでなければ従うしかありません。

クライアントから意図しない指摘を受けたときも、独学でやってきた人は「まあそういう意見もあるよね」ってスタンスですんなり受け入れる傾向があります。

私は他のライターと比べれば結構モノをいうほうですが、論理でごり押しできない内容は最初から白旗をあげてクライアントに従います。郷に入っては郷に従え…というと嫌悪感を抱く人もいますが、クライアントワークとはそういうものです。

②金太郎飴みたいな文章になりにくい

スクールや情報商材のなかでは、文章の型を教えるものもあるでしょう。型があるのは便利ですが「誰が書いても似たような文章が出来上がる」ともいえます。

要するに金太郎飴みたいな文章。

それで満足してくれるクライアントなら問題ありません(?)が、単価が上がれば上がるほど求められるレベルも高くなるので「金太郎飴みたいな文章」では満足しないクライアントも増えます

たとえば、SEO記事でPREP法(プレップ法)を使った文章はよく見かけますが、あからさまに型にはめた文章を入れたために違和感があるものも多いです。特に金融系で毎回のようにPREP法を使われると…くどい。

読者が置いてけぼりを食らうような内容もあります。クライアントから「ありきたりな文章」といわれたときに、素直に修正できるのは独学でやっている人だと思います。

③どんなときも自分で考えるクセがつく

クライアントワークをやっていると、今までの自分が通用しないタイミングがあります。Webライターの場合はざっくりわけると以下の3段階あり、毎月何十万文字も書くような物量作戦以外で月商50万円以上を達成するにはすべて満たさなければいけません

✔まともな日本語が書ける
✔正しい情報をもとにして記事が書ける
✔上記2つ+αの価値を出せる

私は上2つしかない状況でフリーランスになりましたが、なってからわずか2か月で売上は1/4に激減しました。今までのやり方が通用しなかった瞬間です。

売上が激減したら営業…と考えてもよいのですが「そもそも今の自分がダメなんじゃね?」と冷静になりました。

スクールに通っていたとしたら、おそらく思考停止状態で営業したと思います。「勉強したはずだから/スキルは身についたはずだから」という思い込みから抜けるのは難しかったでしょう。

私は全く営業せずに1か月くらい徹底的に勉強したので、一時的に売上は落ち込みました。でも、そのおかげでDMから依頼をいただいたクライアントの期待に応えることができて、今の売上はフリーランスになる直前の最高月商を大きく上回っています。

独学のデメリットと解決策

独学のデメリットは、稼げるまで時間がかかることです。間違った努力をしたために何年経っても成果が出ないこともあります。

ただ、これを解決するのはメチャクチャ簡単で「成功者のアドバイスを理解して実践する」だけです。Webライターとしてギリギリ独立できるレベル(月20万)でいいなら、有料の情報商材すら要りません。

Webライターとしてそこそこ稼ぐ人のYou Tubeを見るだけで稼げます。

個人名は出しませんが、数年前に投稿された動画でもある程度までは通用します。初心者向けに「月3万円稼ぐ方法」なんてタイトルになってますが、全部アドバイス通り忠実に再現していけば月10〜20万円は可能です。

あとは、自分なりのアレンジが少しあれば月20万円くらいは何とかなるでしょう。有料の情報商材は、月20万円から50万円以上へ飛躍したいときに考えればOKです。

※月50〜100万円のクラスでもYou Tubeでなんとかなります。SEO記事ならブロガーの動画を見れば基本的な部分はマスターできます

情報商材の時短効果は圧倒的

無料である程度何とかなるとはいっても、独学は時間がかかります。

私はWebライターとして生き残るために、You Tubeの動画は累計300時間を余裕で超えるくらい見ました。

途中から時間がもったいなくて2倍速にしていたら、今ではほぼ全部2倍速で見てしまうくらいはYou Tubeにかじりついてます

しかも、見てるだけだからアウトプットをする時間は別。少なく見積もっても合計500時間くらいはムダにしてます

まともな情報商材なら、おそらく100時間もかからないでしょう。

かりに独学で500時間かかるものを50時間で身につけられるなら、450時間の時短です。450時間の間に時給3,000円の仕事を取って400時間を業務時間に充てられるとしたら、稼げる金額は120万円になります。

これはものすごく極端な例だとしても、10万円程度の情報商材で独学と比べて100時間ショートカットできれば、ほぼ確実に費用対効果はプラスです。

情報商材というと嫌悪感を抱く人もいますが、本や教科書も情報商材の一種です。You Tubeは無料ですが、あれも情報商材のようなものだと思います。

✔安価な情報商材で独学
✔体系化された情報商材でショートカット

どちらも何かしらの情報をよりどころにして勉強している点は変わりません。

私は独学ではあるものの、いろんな人の情報を参考にしたし、本も読みました。単に「ライティング用の情報商材」を買わなかっただけであり、情報商材に助けられているのは事実です。

Kindleも情報商材といわれて批判されることがありますが、読者に価値提供できそうなものだから出版しています。

たしかに、最初から初心者をカモにしている情報商材があるのは事実だし、自己責任とはいえ、それで被害を受けた人にとっては許しがたいものなのかもしれません。

ただ、まっとうな情報商材は間違いなく価格以上のものを提供しているし、買った人も販売者に感謝している。物事は一面的に見るのではなく、多角的にみて判断すべきです。


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